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飛行機を利用した出張や旅行でたくさん荷物を持って行く、帰りにたくさんお土産を買って帰るつもりなら、スーツケースやリュックといった手荷物の重さを測ることが出来るラゲッジスケール（荷物はかり）を持って行くのがオススメ。
飛行機は機内持ち込み手荷物、預け入れ受託手荷物いづれの場合も各航空会社によって上限となる重量があります。それをオーバーしてしまうと機内へ持ち込めない、または追加料金が発生するといった最悪の事態になってしまいます。それを避けるためにも、外出先で手軽に荷物の重量を測れるラゲッジスケールがあると便利。
この記事では、ラゲッジスケールの必要性や選び方、オススメ商品を紹介しています。
飛行機利用時、スーツケースの重量オーバーに要注意
| 機内持込 | 預け入れ |
|---|---|
| 10kg | 20kgx2個 （国際線23kgx2個） |
飛行機を利用する場合、スーツケースやリュックといった手荷物の重量オーバーに注意する必要があります。機内へ持ち込む手荷物と預け入れる受託手荷物はいづれも航空会社規定の重量上限があります。ANAとJALの機内持込は10kgまで、預け入れは1個あたり20kgのものを2個まで（国際線は1個あたり23kgのものを2個まで）となっています。
もし、機内へ持ち込もうとしていた手荷物の重量が10kgを超えた場合は、手荷物内にあるものの一部を受託手荷物の中に移し替えるか、そのスーツケースやバッグごと受託手荷物として預けることになります。また、預け入れる手荷物が重量制限の20kgをオーバーしてしまった場合は各社規定の重量超過手荷物料金を支払うことになります。
LCCは重量オーバーになると痛い出費となる
ジェットスターやピーチといったLCCを利用する場合は、よりスーツケースやバッグの重量オーバーに注意する必要があります。LCCは手荷物を2個まで無料で預けることが出来るANAやJALと違って、手荷物を預ける場合は1個から有料となります。そのためLCCを利用する人は手荷物を預けることなく、機内へ持ち込むという人が多いです。
LCCは一般航空会社同様に機内に手荷物を1個まで無料で持ち込めるものの、その上限重量は7kgまで。この厳しい重量制限をちょっとでもオーバーすると、機内持込可能な重量を増やすオプションを追加するか、その手荷物を受託手荷物として預ける必要が出てきます。いずれの場合も追加料金が発生します。
そして、LCCは当日のオプション追加は非常に高額となるため、当日空港で重量オーバーとなってしまうとかなり痛い出費になります。
行きは大丈夫でも帰りが危ない！
自宅から出張先・旅行先へ出発する場合、事前に自宅で体重計を使って重量を測ることが出来るので、行きの飛行機搭乗時に重量オーバーとなることは少ないです。問題は、帰りの飛行機。帰りは、旅先で買ったお土産で荷物が一気に増えてしまうので知らず知らずのうちに重量オーバーになってしまうことが多いです。
スーツケースの重さを測るのに“ラゲッジスケール”が便利
旅行先のホテルや空港でも手軽にスーツケースやリュック、ボストンバッグといった手荷物の重さを測れるのが「ラゲッジスケール（ラゲッジチェッカー・荷物はかり）」。体重計と違って非常にコンパクトで外へ持ちだしやすいアイテムなので、飛行機を利用する旅行者にとても人気のアイテムとなっています。
ラゲッジスケールがあれば、帰りの飛行機に乗る前に宿泊ホテルや空港で事前に重量をチェックすることが出来ます。もし重量オーバーとなってしまっていた場合でも、スーツケースの中から要らないものを捨てる、身に着けられるものは身に着ける、同行者の手荷物に移させてもらうといった対策をとることが出来ます。
ラゲッジスケールの選び方
ラゲッジスケールは、Amazonや楽天市場といった通販サイト、ビックカメラやヨドバシカメラといった家電量販店などで買うことが出来ます。ラゲッジスケールは意外とたくさん種類があり、どれを選ぶべきか迷ってしまいますが、飛行機利用時の旅行用で選ぶ時の重要なポイントは「吊り下げ式」「軽量」「最大重量30kg以上」「風袋引き機能」の4つ。
吊り下げ式を選ぶ
スーツケースやリュックといった手荷物の重さを測るなら、吊り下げ式の荷物はかりを選ぶのがオススメ。体重計やキッチンスケールといったようなものを置いて重量を測るタイプはかさばるアイテムが多いので、吊り下げるだけで重量を測れる吊り下げ式がオススメ。
軽量で持ち運びしやすいものを選ぶ
吊り下げ式の荷物はかりはコンパクトで軽いものが多いですが、その中でも出来るだけ軽くてかさばらないようなものを選びましょう。
測れる最大重量は30kg以上のものを選ぶ
ANA、JALは国際線利用時の預け入れ手荷物の1個あたりの重量制限は23kgまで。それを超えると重量超過手荷物料金が発生します。そのためラゲッジスケールを選ぶ場合、最大で測れる重量が最低でも23kg以上のものを選ぶ必要があります。さらに余裕をもって30km以上まで対応するものを選んでおくと安心です。
風袋引き機能があると便利
あると便利な機能として風袋引き機能があります。この機能は、袋やトレイなどの重さを自動的に差し引いて荷物の重量を測ってくれる便利なもの。
旅行に持って行きたい！ラゲッジスケール（荷物はかり）のおすすめ
人気NO.1、コスパ最強の高機能ラゲッジスケール
MYCARBONの荷物はかり
旅行用ラゲッジスケールは、MYCARBONの荷物はかりがおすすめ。大手通販サイトAmazonで売れている大人気のラゲッジスケールです。
コンパクトで軽いため持ち運びに便利。スーツケースやリュックを吊り下げるだけでどこでも簡単に重量を測ることが可能。最小重量10gから最大重量10kgまで対応しているので、旅行用の荷物はかりに最適。デザインもスタイリッシュで、手に良くなじむ持ちやすい設計になっているのもポイント。
液晶はバッグライト付きで暗い場所でも見やすく、電池不足の時にはバッテリー不足を知らせてくれる機能も。さらに風袋引き機能付きと非常に高機能。価格は1,000円ちょっとと安く、荷物用はかりとしてはかなりのコスパの高い商品。
高品質、国内メーカーのラゲッジスケール
dretec（ドルテック）の荷物用はかり（LS-200）
国内メーカー「dretec（ドルテック）」の高品質ラゲッジスケール。
デジタルスケール、タイマー、電気ケトルといった商品を扱っている国内メーカーのドルテックが販売している荷物用はかり。海外の無名メーカーの荷物用はかりが多い中、数少ない国内メーカーの高品質な商品。1kgから50kgまで50g単位で測ることが出来、その精度はさすが国内メーカーの商品と言える精度。
デザインも秀逸でお洒落。スリム形状で軽いので持ち運びが楽。使用しない時は自動的に電源がオフになるオートパワーオフ機能が付いているので、電池の無駄な消耗を防ぐことが出来ます。国内メーカーのしっかりとした荷物はかりが欲しい人にオススメ。
重量だけじゃなくサイズも測れる便利なラゲッジスケール
LANGOOのデジタル吊り下げ秤
スーツケースやリュックなどの重量だけではなく、長さも測ることが出来る便利なラゲッジスケール。
飛行機に持ち込む手荷物は、重量制限だけではなく高さ・横幅・奥行と3辺の長さにも制限があります。サイズの規定は各航空会社によっても違うため、特にLCCや海外の航空会社を利用する場合は持ち込むスーツケースやリュックのサイズにも注意しておく必要があります。
このラゲッジスケールは1m（100cm）のメジャーがついているので、重量とともにサイズも測ることが出来て、とても便利です。
最後に
飛行機機内へ持ち込む手荷物と預け入れる手荷物にはそれぞれ重量制限があります。それをオーバーしてしまうと機内へ持ち込めない、追加料金が発生するといった事態になります。それを防ぐためにも、空港で搭乗手続きを開始する前にしっかりと重量をチェックしておくようにしましょう。
そんな時にラゲッジスケールが大活躍するので飛行機を利用する場合は一つは持っておくと良いです。特に機内持込規定の厳しいジェットスターやピーチといった格安航空会社（LCC）を利用する場合はほぼほぼ必須と言っていいでしょう。