国際線の飛行機は何分前?空港到着時間の目安はコレ!

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国際線の飛行機に乗る時は出発空港に何分前(何時間前)に到着するように家を出れば良いのか。この記事では、通常期と繁忙期と時期別に到着時間の目安を紹介しています。また、国際線は国内線に比べて空港に早く到着しなければいけません。その理由についても詳しく紹介しているので、国際線を利用する人は是非参考にしてみてください。

国際線の空港到着時間の目安

通常期 繁忙期
2時間前 3時間前

海外旅行や海外出張で国際線の飛行機に搭乗する際は、出発予定時刻の“2時間前”に到着しておく必要があります。国際線は、空港到着後に搭乗手続き、受託手荷物の預け入れ、出国手続き(保安検査、出国審査)を済ませる必要があります。国内線に比べると、搭乗までの手続きが多いので、国内線よりも1時間早い“2時間前”の到着が定番となっています。ツアーで参加する場合の空港集合時間も、この2時間前の場合が多いです。

また、多くの旅行客で混雑するゴールデンウィーク、夏休み(お盆休み)、年末年始は2時間前の到着では、搭乗口への移動がギリギリになってしまう可能性が高いので、さらに1時間早い“3時間前”が理想的です。

2時間以上前に到着すべき理由

理由1.国際線はチェックイン締切時間が早い

チェックイン締切時刻
ANA 60分前
JAL 60分前
ピーチ 50分前
ジェットスター 45分前
バニラエア 50分前

飛行機に搭乗する際に欠かせない最初の手続きがチェックイン(搭乗手続き)です。チェックインでは持参したeチケットお客様控えのQRコードをスキャンで読み取ったり、予約確認書に記載されている予約番号(確認番号)を自動チェックイン機に入力することで搭乗手続きを済ませ搭乗券を受け取ります。

チェックインは各航空会社によって締切時間が決まっており、国際線では60分前締切が定番。出発予定時刻の1時間前には搭乗手続きの締め切りが終了します。もちろん、締切ギリギリで搭乗手続きをしてしまうと、搭乗時間に間に合わない可能性が高いので、2時間前には空港に到着しておく必要があるのです。

理由2.国際線は搭乗までの手続きが多い

手続き 所要時間
チェックイン 10~20分
手荷物預け入れ 10~20分
保安検査 15~30分
税関 10~20分
出国審査 15~30分

国際線は国内線に比べて搭乗の手続きが多いです。国内線にはない、出国手続きがあるので、搭乗口への移動に時間がかかります。さらに国際線の場合は機内への持ち込みに関するルールが厳しいので、保安検査での手荷物検査やボディチェックがより厳しくなります。国内線では問題が無いペットボトル等の液体物の持ち込みに厳しい制限が掛かっているので、保安検査で引っ掛かる人が多く保安検査を通過するのに時間がかかります。

出国審査はパスポートと搭乗券を提示して出国スタンプをパスポートに押してもらうだけですが、保安検査同様、自分の順番が来るまで待つのに時間がかかります。海外旅行に外国製の高価な腕時計やネックレス、指輪等を持っていく場合は税関手続きも必要になってきます。

理由3.国際空港は広いので移動時間がかかる

毎日多くの国際線が離発着する成田国際空港や関西国際空港、中部国際空港といった国際空港は、空港内が広いので移動に時間がかかります。出発ロビーには数十の航空会社のチェックインカウンターがあるので、搭乗する航空会社の空港カウンターへ移動するだけでも大変です。さらにLCCの場合はメインターミナルから離れた場所に専用ターミナルがあることも多いので、チェックインカウンターに移動するだけでも10~20分程度かかります。

搭乗手続き、保安検査、出国手続きと飛行機に乗り込むための全ての手続きを全て終えても、そこから搭乗口(搭乗ゲート)まで遠く離れてしまっている場合もあるので、国際線を利用する際はとにかく早め早めの行動が大切です。

空港内で食事や免税店でのショッピングを楽しむなら“さらに1時間早く”!!

空港内には和食、洋食、中華、ラーメンと様々なジャンルの美味しそうなレストランがたくさん入っています。さらに出国手続きを終えた先には、免税価格でブランドもののバッグやアクセサリー、化粧品等が買える免税店(ダーティーフリーショップ)があります。その他にも機内へ持ち込めるお菓子や飲み物、弁当が売っている売店がたくさんあります。

飛行機に乗り込む前に空港内で食事を済ませたり、免税店や売店での買い物を楽しむなら、さらにもう1時間早めに空港に行っておくとよいでしょう。

ギリギリを狙うなら“1時間30分前”が限界

「飛行機に乗る以外空港内では特に何もしない」、「朝時間が無いから出来るだけ遅く家を出たい」という場合は出発の“1時間30分前”がギリギリの限界時間です。空港でのチェックインの締め切り時間は1時間前が締切。搭乗口へは出発予定時刻の30分前までに行っておくことが推奨されているので、搭乗手続き(10分)、手荷物カウンターでの預け入れ(10分)、保安検査(20分)、出国審査(20分)で考えても空港到着時間は1時間30分前が限界です。

最後に

国際線を利用する場合は“2時間前”を目安に空港に行きましょう。空港に到着したら出来るだけ早くチェックイン(搭乗手続き)と手荷物カバンの預け入れは済ませておきましょう。搭乗手続きと手荷物の預け入れは締切時間を過ぎてしまうと、飛行機に搭乗出来なくなるので、必ず空港到着後すぐに済ませることが大切です。

国際線は国内線に比べて同じ路線の便数が少ないので、乗り遅れてしまうと次の便までかなりの時間が空いてしまいます。チケットも無駄になってしまうので、絶対に乗り遅れないよう、早めに空港に着いて、早めに手続きを済ませておきましょう。