ジェットスターで手荷物を一番安く預ける方法!受託手荷物で損したくない人へ!

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チケット代が安くて人気のジェットスターは、手荷物を預ける際は1個から有料です。基本的に1人あたり無料で預けられる枠は無いので、手荷物を預ける際は受託手荷物を有料で追加する必要があります。

その際に注意しておきたいのが受託手荷物を追加するタイミングや重要選び。ジェットスターは手荷物に厳しい航空会社で場合によっては手荷物を預ける料金がチケット代並みになってしまうこともあります。また、不必要に受託手荷物を追加して損をしてしまうこともあります。

この記事ではジェットスター利用時に受託手荷物を損をしないために、手荷物を安く預けるためのポイントをまとめて紹介させていただきます。

ジェットスターの受託手荷物は有料

ジェットスターを利用する上で絶対に知っておくべきことが、「受託手荷物が有料であること」です。特に、今までANAやJAL、スカイマークは利用したことがあるけど、LCCを利用するのは初めてという人は、“国内線なら20kgまで、国際線なら23kgまで無料”と勘違いしないように注意しておきましょう。

ジェットスターを始めLCCでは、スーツケース(キャリーケース)や大きいバックパック等を空港カウンターで預ける際に1個から追加料金が発生します。

ジェットスターで手荷物を預ける方法は2通り

ジェットスターで手荷物(キャリーケース、バックパック等)を預ける方法は2通りあります。一つは「基本運賃に受託手荷物を追加する」という方法、もう一つは予め運賃に受託手荷物料金が含まれている「オプションセットを追加する」という方法です。

1.基本運賃に受託手荷物を追加

15kg 20kg 25kg 30kg 35kg 40kg
東京・札幌 1,500円 1,700円 2,350円 2,550円 3,200円 3,400円
東京・大阪 1,300円 1,500円 2,050円 2,250円 2,800円 3,000円
東京・福岡 1,400円 1,600円 2,200円 2,400円 3,000円 3,200円

ジェットスターでキャリーケースを預ける方法の定番と言えば、基本運賃に「受託手荷物オプション」を付けるというもの。ジェットスターの基本運賃(Starter運賃)には、受託手荷物は含まれていませんが、受託手荷物を別途追加することで、出発日当日に空港カウンターで手荷物を預けることが出来ます。

その際、最低重量は15kgで最大重量は40kgとなっています。預ける手荷物の重量が15km未満でも、最低15kgから申し込む必要があります。

※上記表の受託手荷物料金は2019年3月2日搭乗分(調査日2018年12月18日)。受託手荷物料金は路線や申込時期、空席状況によって変動します。

2.受託手荷物付きのオプションセットを追加

基本運賃 フレックスBiz ちゃっかりPlus しっかりMax
料金 運賃 +2,000円 +2,000円 +4,000円
重量 × × 10kg 30kg

ジェットスターでは基本運賃に受託手荷物を追加するだけではなく、受託手荷物込みのオプションセットを追加するという方法もあります。「フレックスBiz」は受託手荷物は含まれていませんが、「ちゃっかりPlus」と「しっかりMax」はそれぞれ10kg、30kgの受託手荷物が運賃に含まれます。

ジェットスターの「オプションセット」は、受託手荷物だけではなく選ぶオプションによって、座席指定が出来る、機内の飲食に使えるバウチャーが付く、予約変更が出来る、払い戻しが出来る、JALマイルが貯まるといった様々な特典があります。そのため、キャリーケースを預ける予定がある人はオプションセットを付けるという人も多いです。

※上記表は国内線搭乗時。国際線では路線によって料金が大きく異なります。重量は国際線ではちゃっかりPlusが20kgに増えます。

受託手荷物料金が一番安く済むのは「基本運賃+受託手荷物」

ジェットスターで一番安くキャリーケースを預けるなら、「基本運賃に受託手荷物だけを付ける」という方法がおすすめ。

受託手荷物を申し込む方法として、オプションセットの「ちゃっかりPlus」か「しっかりMax」を選ぶという選択肢もありますが、料金で見てみると基本運賃に受託手荷物を付ける方が安い。また、オプションセットで人気の「ちゃっかりPlus」はプラス2,000円で10kgまでの受託手荷物を付けることが出来、座席指定も出来て、予約変更も出来るなどメリットは多い。しかし、基本運賃に受託手荷物のオプションを単体で付けるだけなら追加料金は1,000円ちょっとで済みます。おまけに15kgまで預けることが出来る。

座席指定や予約変更、機内での食事代といった特典が欲しい場合はオプションセットを付けるというのもありですが、そうじゃない場合は断然「基本運賃に受託手荷物だけを付ける」という方法がおすすめです。

気になるジェットスターの受託手荷物のサイズ・重量・個数制限

サイズ 縦100cm 横100cm 幅100cm
重量 最大40kg(1個最大32kg)
個数 制限無し

ジェットスターで手荷物を預ける際に気になるのが、サイズと重量、個数の3つの上限。

「サイズ」は“1辺の長さが1m(100cm)以下”と決まっているので、縦・横・幅のそれぞれの辺が100cm以下のものは預け入れ可能です。スーツケースは機内持ち込みサイズのXSから長期滞在用のLLサイズまで「XS、S、M、L、LL」と5サイズありますが、これらは通常各辺の長さが100cm以内に収まっているので、大きいものでも問題なく預けることが出来ます。

「重さ」は1人あたり最大40kgまで預けることが出来ますが、1個あたりの荷物の上限は32kg。1個のスーツケースで32kgを超えている場合は荷物を2個以上に分けて預ける必要があります。もちろん、受託手荷物を預ける際は重量に応じて追加料金を支払う必要があります。

「個数」は制限がありません。「基本運賃」の場合は当然預け手荷物は0ですが、受託手荷物を追加したり、オプションセットを追加したりした場合は指定された重量内でいくつでも手荷物を預けることが出来ます。

参照元:受託手荷物|ジェットスター

サイズの大きい手荷物は別途2,000円が必要

追加料金有 追加料金無し
自転車/ゴルフバッグ/サーフボード/スキー板・スノーボード/ギター・音楽楽器など 医療機器/ベビー用品(ベビーカー・チャイルドシート等)/移動補助具(車椅子等)

ジェットスターでは手荷物を預ける際に運賃とは別に受託手荷物料金を支払う必要がありますが、サイズの大きい手荷物に関してはさらに「1個あたり2,000円」を支払う必要があります。

サイズの大きい手荷物とは、「縦・横・幅のいづれか1辺が1m(100cm)を超えるもの」です。具体的には自転車、ゴルフバッグ、サーフボード、スキー板、スノーボード、ギター、大型音楽楽器といったものです。「100cmx100cmx100cm」に収まっていれば他の荷物同様受託手荷物料金のみで預けることが出来ますが、いづれか1辺が100cmを超えるものは「受託手荷物料金+2,000円」を支払う必要があります。

例外として、医療機器、ベビー用品、移動補助具は1辺の長さが1m(100cm)を超えていても2,000円を支払う必要はありません。また、受託手荷物料金も不要で、通常の受託手荷物とは別に無料で預けることが出来ます。ただし、本人または一緒に搭乗する子供が利用するものに限られます。

運賃に受託手荷物を追加する全3パターン

予約時に追加する

ジェットスターのチケットはウェブサイトやコールセンターで予約することが出来ますが、その際に受託手荷物も同時に申し込み出来ます。「基本運賃」で手続きを進めると、受託手荷物の希望重量を選択できるので、預けたい場合は「15~40kgの範囲」で申し込みましょう。

予約後に追加する

一旦、チケットを予約した後も受託手荷物を追加することが出来ます。予約時はいらないと思っても荷造りをしていく中で「やっぱり受託手荷物がいる!」、「機内に持ち込める7kgじゃ足りない!」なんてなるのも良くあること。ジェットスターではウェブサイト、コールセンターでチェックイン開始時刻まで追加可能です。

当日空港で追加する

出発日当日に空港へ行って機内持ち込み手荷物の重量を測ってみると「7kgオーバー」で機内へ持ち込めない・・・、帰りの飛行機搭乗前にお土産をたくさん買って荷物が増えたので手荷物を預けたい、といった場合は当日空港でも受託手荷物を追加することが可能です。

受託手荷物を追加するなら“予約時”が断然お得!

予約時 1,500円前後/15kg 安い
予約後 2,000円前後/15kg 割高
当日空港カウンター 3,500円/15kg 超割高
当日搭乗ゲート 4,000円/1個 超超割高

ジェットスターで基本運賃に受託手荷物を追加する場合、追加するタイミングによって受託手荷物の料金は大きく変わってきます。

一番安いのが「予約時」。チケットの予約と同時に受託手荷物を追加する方法が一番料金が安く、路線や申込時期、空席状況によって料金は変わるものの、1,500円前後で15kg分を追加することが出来ます。一方、予約後に追加する場合は料金が上がり2,000円前後。さらに出発日当日に空港カウンターでお願いすると3,500円とかなりの割高に。そして搭乗ゲートでは重量関係なく1個あたり4,000円を支払う必要があります。機内へ持ち込めない手荷物が2個あったら8,000円です。

そのため、ジェットスターを利用する際に手荷物を預けるなら、予約時に受託手荷物を追加しておくことが大切です。また、予約時に忘れてしまった場合や予約時は不要と思ったものの予約後にやっぱり受託手荷物が要るとなったら出来るだけ早く追加しましょう。当日空港でお願いするとかなりの割高で損をしてしまうので、早めの追加がおすすめです。

受託手荷物は「20kg」が本当におすすめ!?「15kg」で十分!

ジェットスターでチケットを予約する際に受託手荷物は「S(20kg)」がおすすめされます。ジェットスターの受託手荷物は「XS(15kg)、S(20kg)、M(25kg)、L(30kg)、XL(35kg)、XXL(40kg)」と15kgから40kgまでの5kg単位で選ぶことが出来ます。当然、15kgが一番安く、重量が増えるにつれて料金が高くなっていきます。

「S(20kg)」がおすすめされているから20kgを選んでおかないとまずいかなと思う人も多いですが、特別荷物が多い人を除いて一番安い「XS(15kg)」で十分です。

ジェットスターは機内持ち込み手荷物は1人あたり7kgまでは無料なので、機内持ち込み分と合わせて「23kg」となります。航空券を少しでも安く済ませたいなら、受託手荷物は一番安い15kgがおすすめ。

帰りに買ったお土産品で荷物が増えて重量オーバーになるのがこわいという人は、帰りの切符だけ受託手荷物を多めに設定しておくと良いです。ジェットスターのチケットは、行きと帰りそれぞれで受託手荷物の重量を変えることが出来ます。もちろん、行きは受託手荷物無しで帰りだけ追加するといったことも可能です。

受託手荷物のキャンセルは不可!

ジェットスターは受託手荷物を一旦追加した後、「機内へ持ち込めるからやっぱり受託手荷物はいらない。」と言ってもキャンセル出来ません。受託手荷物料金として支払ったお金は戻ってきません。また、「S(20kg)」から「XS(15kg)」への重量を下げる変更も出来ません。

不必要に受託手荷物を取りあえず申し込んでしまうと損をしてしまうことがあるので、この点も注意しておきましょう。受託手荷物は予約の段階で追加するのが一番お得なので、ついつい焦って多めに追加してしまいがちですが、そこは冷静になって本当に必要な量だけを追加するようにしましょう。

絶対に預けてはいけない!預け荷物から取り出しておくべきもの

補償対象外
壊れやすいもの コンピューター 電子機器
現金・クレジットカード 宝石・貴金属 パスポート・査証
重要書類 医療品医療器具 医療品・医療器具

ジェットスターの過失によって預けた手荷物が損害を受けた場合は、ジェットスターから補償を受けることが出来ます。しかし、上記に該当するものはその対象外です。紛失や破損してしまっても、上記の物品に関しては何ら補償を受けることが出来ないので、預け入れは原則しないようにとジェットスターは注意喚起しています。

もちろん、預け入れが禁止されているわけではないので、預けることは可能ですが、万が一紛失したり破損してしまっても補償を受けることは出来ないということを理解しておきましょう。

最後に

ジェットスターで手荷物を預ける際に一番注意したいのが、受託手荷物を申し込むタイミング。出発日当日になって空港カウンターでお願いしたり、搭乗ゲートで機内持ち込みの重量検査に引っ掛かり受託手荷物をお願いしたりすると、かなり高い追加料金が必要となります。そのため、予約の段階で受託手荷物を追加しておくのがおすすめです。

また、帰りはお土産を買って手荷物が増えているので、行きに比べて帰りは受託手荷物の重量を増やしておくのがおすすめです。そうすることで、搭乗日当日に無駄に高い出費をするのを避けることが出来ます。ジェットスター利用時は不要な追加オプションは出来るだけ避けるべきですが、必要なものはしっかり予約の段階で追加しておくのがおすすめです。