飛行機の直前割とは?人気航空会社6社の直前割を徹底比較!

本記事はプロモーションを含む場合があります。

航空券の予約は2カ月前や1カ月前に予約することで大きな割引を受けることが出来ますが、搭乗日1週間前や前日の予約でも割引に効いたチケットを購入することが可能です。そのチケットが「直前割」。飛行機の直前割は予定日前日まで購入することが出来るので、急な予定が入った場合に最適。

この記事では、人気航空会社6社の直前割の価格・割引率を比較しています。また、直前割チケットの予約・購入前に知っておきたい注意点も紹介しているので、是非参考にしてみてください。

直前割とは

飛行機の「直前割」とは、搭乗日直前でも割引が適用されるお得なチケットのことです。飛行機のお得なチケットと言えば、搭乗日75日前までに予約することで70%程度の大きな割引が得られる「早割」が有名ですが、早割はかなり早いタイミングで予約しないと割引が適用されない。一方、直前割は搭乗日1週間前、そして前日でも30%程度の割引が効きます。急な出張が入った場合や直前に旅行の日程が決まった場合などに直前割がオススメ。

搭乗日前日の予約でも安い!

直前割チケットの最大の魅力は、搭乗日直前の予約でも安いこと。通常、「早割」の予約期限が過ぎると、「普通運賃」になってしまうことが多いですが、「直前割」であれば搭乗日直前でも大きな割引を受けることが出来ます。

直前割は基本的に「7日前」、「3日前」、「1日前(前日)」の3段階。割引率は7日前までが最も高く、3日前、1日前と搭乗日が近づくにつれて割引率が下がってきます。それでも、搭乗日前日予約で30%前後の割引が受けられるのが直前割です。

急な予定に直前割が最適

急な出張や旅行等の予定には、直前割がオススメ。早割は割引率が高いですが、搭乗日28日前までには予約しておかないといけない。そのため、予定があらかじめ立っている場合しか予約出来ませんが、直前割なら急な予定が入ってもすぐ予約出来ます。搭乗日前日まで直前割チケットを購入出来るので、急な予定には直前割を活用したい。

人気航空会社6社の直前割を徹底比較

航空会社 直前割 7日前 3日前 前日 普通運賃
ANA ANA VALUE 27,590円(30%OFF) 28,590円(28%OFF 39,490円(東京⇔福岡)
JAL 特便 27,300円(34%OFF) 28,300円(31%OFF) 41,100円(東京⇔福岡)
スカイマーク たす得・いま得 9,890円(57%OFF) 11,890円(49%OFF) 23,190円(東京⇔福岡)
エアドゥ DOバリュー 15,660円(47%OFF) 18,760円(37%OFF) 29,560円(東京⇔福岡)
スターフライヤー STAR 16,390円(55%OFF) 18,390円(50%OFF) 20,390円(45%OFF) 36,790円(東京⇔福岡)
ソラシドエア 特売り 19,900円(43%OFF) 25,990円(25%OFF) 26,990円(23%OFF) 34,790円(東京⇔宮崎)

※2019年2月1日始発便(2018年11月15日調査)

ANA:ANA VALUE

割引率
区間 VALUE3(3日前) VALUE1(1日前)
東京⇔福岡 30%OFF 28%OFF
東京⇔那覇 18%OFF 12%OFF
東京⇔札幌 31%OFF 25%OFF

ANAの直前割は「ANA VALUE」。3日前まで予約出来る「VALUE 3」と前日まで予約出来る「VALUE 1」があります。ANAの人気区間のチケットは、21日前まで予約出来る「早割」が43~72%の割引が効いているのでお得ですが、直前割「ANA VALUE」のお得。搭乗日前日の予約でも、東京⇔福岡、札幌間であれば30%程度の割引の効いたチケットを購入することが出来ます。

JAL:特便割引

割引率
区間 特便3(3日前) 特便1(1日前)
東京⇔福岡 34%OFF 31%OFF
東京⇔那覇 22%OFF 17%OFF
東京⇔札幌 34%OFF 28%OFF

JALの直前割は「特便割引」。特便割引は「特便21」、「特便7」、「特便3」、「特便1」の4段階。JALの早割は28日前まで予約可能で46~73%の割引を受けることが出来ます。一方、直前割でも高い割引を受けられるのが特徴。特便割引は、21日前は50%近い割引率、前日でも30%近い割引率で普通運賃よりも圧倒的にお得。

スカイマーク:たす得・いま得

割引率
区間 いま得(3日前) たす得(1日前)
東京⇔福岡 57%OFF 49%OFF
東京⇔那覇 53%OFF 45%OFF
東京⇔札幌 60%OFF 53%OFF

スカイマークの直前割は「いま得」と「たす得」の2種類。いま得は3日前まで、たす得は前日まで予約可能。スカイマークの直前割は他社に比べて割引率が高いのが特徴。他社は前日予約の場合は30%程度の割引率ですが、スカイマークは前日予約でも50%前後の高い割引率。前日予約でも通常運賃の半額でチケットを購入出来るので非常にお得。

エアドゥ:DOバリュー

割引率
区間 DOバリュー3(3日前) DOバリュー1(1日前)
東京⇔札幌 47%OFF 37%OFF

北海道を拠点にするエアドゥの直前割は「DOバリュー」。「DOバリュー3」と「DOバリュー1」の2段階。搭乗日直前の予約でも30~50%近い割引率。

スターフライヤー:STAR

割引率
区間 STAR7(7日前) STAR3(3日前) STAR1(1日前)
東京⇔福岡 55%OFF 50%OFF 45%OFF

九州を拠点にするスターフライヤーの直前割は「STAR」。「STAR7」、「STAR3」、「STAR1」の3段階あり、前日予約でも50%近い割引率。搭乗日前日までお得なチケットを購入出来るのがスターフライヤー。

ソラシドエア:特売り

割引率
区間 特売り7日前 特売り3日前 特売り1日前
東京⇔宮崎 43%OFF 25%OFF 23%OFF

宮崎を拠点にするソラシドエアの直前割は「特売り」。「特売り7日前」、「特売り3日前」、「特売り1日前」の3段階あり、特売り7日前が最も割引率が高い。「東京⇔宮崎間」では、「特売りお7日前」が高い割引率(43%OFF)で非常にお得。

直前割の注意点

購入後予約変更は出来ない

直前割チケットで注意しておきたいのが、“予約変更不可”であること。普通運賃のチケットは購入後搭乗日当日まで予約便を変更することが出来ます。出発日当日でも前便に空席がある場合は出発便を早い便に変更することも可能です。

一方、直前割チケットは購入後の予約便の変更は一切不可。搭乗日当日に前便に空席がある場合でも便を変更することは出来ません。便を変更したい場合は、チケットをキャンセルして再度新しいチケットを購入する必要があります。

キャンセル時はキャンセル料が発生する

普通運賃のチケットは出発予定時刻まではキャンセル料(取消手数料)は発生しませんが、直前割は出発予定時刻前までのキャンセルでもキャンセル料(取消手数料)が発生します。

直前割で予約した飛行機の出発日時を変更したい場合は、キャンセル料を支払ったうえで、再度新しい航空券を購入する必要があるので、予定の変更で出発日時の変更が予想される場合は注意しておきましょう。

直前割チケットの予約・購入方法

1.ホームページで希望日時の空席を確認

各航空会社の直前割チケットを予約するためには、まずは各航空会社のホームページで希望区間・日時の空席照会をします。希望する便に空席があれば、直前割チケットを予約することが可能です。

ただし、直前割チケットは数に限りがあるので、必ずしも「3日前」や「前日」に直前割チケットを予約できるわけではありません。直前割チケットが売り切れている場合は普通運賃での予約となります。

2.予約期限までに予約

直前割は予約期限があります。ANAの「VALUE3」やJALの「特便割引3」といった「3」と記載された直前割は「3日前まで」予約可能。エアドゥの「DOバリュー1」やスターフライヤーの「STAR1」のように「1」と記載されたものは「前日まで」予約可能。

予約期限を過ぎると予約出来ないので、早めに予約しておくのがオススメ。特に直前割は“前日まで”のチケットが最後。当日は普通運賃となり購入価格が高くなるので、最低でも前日までに予約しましょう。

3.購入期限までに購入

直前割を予約した後は、「支払期限(購入期限)」までにお金を支払う必要があります。予約と同時にクレジットカード決済で支払いを済ませた場合は問題ありませんが、銀行振り込みやコンビニ支払い等での支払いを選択した場合は、必ず支払期限までに支払いを済ませることが大事。購入期限を過ぎると、予約したチケットは無効となります。

各航空会社とも直前割の支払期限は「予約日含め3~4日以内」。また、支払期限よりも予約期限が早く来る場合は「予約期限日」が支払い期限日となります。例えばANAの「VALUE3」やJALの「特便割引3」を搭乗日5日前に予約した場合は、「搭乗日3日前」が支払い期限日となります。

4.搭乗日当日eチケットを持って空港へ

直前割を予約・購入したら、後は搭乗日当日にeチケットを持って空港へ向かいます。搭乗日当日は、事前にメールで送られてくる「eチケットお客様控え」が航空券の代わりとなるので、eチケットを提示して搭乗手続き(チェックイン)を済ませ搭乗券を受け取ります。その後の搭乗までの流れは、全て他の航空券と一緒です。

最後に

飛行機の直前割は搭乗日前日でも予約できるので大変便利。急な予定が入った場合も直前割を利用すれば、搭乗日前日でも30%近い割引が受けられるので非常にお得。逆に搭乗日当日になってからの航空券の購入は「普通運賃」になってしまうので、航空券は前日までに買っておくのがオススメ。