国内線の飛行機は何分前に空港に到着しておくべき？

国内旅行で飛行機を利用する場合は「何分前」或いは「何時間前」に空港に着いておけば良いのか悩みます。特に初めて飛行機に乗る場合は、飛行機に乗り込むまでどのぐらい時間がかかるのかわからないので、空港到着時間の目安が全く分からないと思います。

そこで、この記事では、初めて飛行機を利用する人でもわかりやすいように、空港到着時間の目安を紹介しています。ANAやJALはもちろん、乗り遅れる人が多いというLCCについても到着時間の目安をそれぞれ紹介しています。さらに通常期だけではなく、空港が混雑する繁忙期についての目安も紹介しているので、是非参考にしてみてください。

空港到着時間の目安

一般航空会社：60分前

ANAやJALといった一般航空会社を利用する場合は、出発空港に“60分前”に行っておくと良い。国内線の場合は、「20分前」までに搭乗手続きと手荷物の預け入れを、「15分前」までに保安検査場で機内へ持ち込む手荷物検査とボディチェックを済ませ、「10分前」までに搭乗口へ行かなければいけません。搭乗口の「10分前」は締切時間なので、10分前を過ぎると搭乗口は閉鎖され、飛行機への搭乗が出来なくなります。飛行機に乗り遅れず、ある程度の余裕を持って行動出来るのが、“60分前”です。

チェックインカウンター、手荷物カウンター、保安検査場が比較的空いている時間帯や時期であれば、30～40分前に到着してもギリギリ間に合いますが、出発便が重なる時間帯（8時～11時、16時～19時）は混み合うので、60分前に到着しておくのが安心です。

●各航空会社の各種締切時間

LCC：90分前

ピーチやジェットスターといった格安航空会社（LCC）を利用する場合は、ANAやJALを利用するときよりも早めに空港に到着しておくのが良い。その目安は、出発予定時刻の“90分前”。一般航空会社の出発ロビーは鉄道の到着駅からすぐのメインターミナル内にありますが、LCCはメインターミナルから少し離れたLCC専用ターミナル内にあることが多いので、出発ロビー（チェックインカウンター）へ移動するだけで10～30分程度時間がかかります。

また、「チェックイン・手荷物カウンター」、「保安検査」、「搭乗口」の締め切り時間が一般航空会社に比べて早いので早めに到着しておかないと飛行機に乗り遅れてしまいます。特にLCCは締切時間に厳しいので、チェックイン締切時刻を1分でも過ぎると、出発予定時刻の前であっても搭乗は不可となります。LCCを利用する場合は、乗り遅れないためにも“90分前”がオススメ。

●LCCの各種締切時間

繁忙期の空港到着の目安は“90～120分前”

ゴールデンウィーク、お盆休み、シルバーウィーク、年末年始は空港が混雑します。チェックインカウンターや手荷物カウンターはもちろん、保安検査で行列が出来、搭乗口までたどり着くまでかなりの時間がかかります。特に8時～11時、17時～19時は出発便が多く混雑ピークの時間帯。繁忙期はとにかく早めに空港に到着しておくのがオススメです。通常期より“30分早く”、一般航空会社の場合は「90分前（1時間30分前）」、LCCは「120分前（2時間前）」に空港に到着しておきましょう。

また、空港へ向かう場合は出来るだけ電車移動がオススメ。車やリムジンバスで移動すると渋滞に巻き込まれて空港到着時間が大幅に遅れてしまう可能性があります。車やリムジンバスを利用する場合は、さらに余裕を持って家を出発するようにしましょう。

最後に

空港には出来るだけ早めに到着しておくのがオススメです。空港は国内線ターミナルビル、国際線ターミナルビル、LCC専用ターミナルビルと、行き先と利用する航空会社によってターミナルビルが違います。さらに階によって出発ロビーや到着ロビーが違っているので、初めて空港に行く場合は搭乗する飛行機のチェックインカウンターへ行くのも大変です。そのため、余裕を持って行動出来るよう、“60分前”に行っておきたいところ。さらにLCCは“90分前”、ゴールデンウィークやお盆休み、年末年始のように混雑する時期は90～120分前に到着しておきましょう。