ジェットスターでは、ジェットスターの航空券の予約や機内食の購入に使える「バウチャー」というクーポン券(商品券)のようなものがあります。種類は航空券予約で使えるフライトバウチャー、ギフトバウチャー、機内で使える機内バウチャーの3種類あります。
実は、このバウチャーを使うとジェットスターの航空券をかなり安く購入することが出来る裏技があります。その裏技について紹介しているので、気になる方は是非参考にしてみてください。また、バウチャーの種類別の特徴やバウチャーを利用する上で絶対に知っておきたい注意点についても紹介しています。
ジェットスターのバウチャーは全3種類
ジェットスターのバウチャーとはジェットスターでのみ使える商品券・金券・割引券のようなものです。ジェットスターのバウチャーは「フライトバウチャー」、「機内バウチャー」、「ギフトバウチャー」の3種類あります。
1.フライトバウチャー
ジェットスターを代表するバウチャーと言えば「フライトバウチャー」。
ジェットスターはチケットを払い戻す時、クレジットカードや銀行口座への返金は行っておらず、その代わりとして返金されるのが「フライトバウチャー」です。フライトバウチャーは、フレックスBizとしっかりMaxといった払い戻し可能な運賃の払い戻し手続きをすると、Eメールで送られてくるものです。
このフライトバウチャーはジェットスターの航空券の購入時にお金として使うことが出来ます。もちろん、Starter運賃に座席指定や受託手荷物を追加するといったオプション料金も、空港利用料や税金、支払い手数料や変更手数料などの各種手数料もフライトバウチャーで支払うことが可能です。
●詳細
入手方法 | チケットの払い戻し | |
---|---|---|
利用者 | 本人のみ | |
使用方法 | ジェットスター運賃/座席指定・受託手荷物等オプション/各種税金・料金/各種手数料 | |
有効期限 | 発行日から183日間 |
2.機内バウチャー
ジェットスターの運賃で「ちゃっかりPlus」か「しっかりMax」を選ぶと、付いてくるのが「機内バウチャー」です。これらの運賃には500円分の機内バウチャーが付いています。
機内バウチャーとは、ジェットスター機内で食べ物や飲み物を頼んだり、機内販売のジェットスター記念品を買ったりする時に使える機内専用のクーポン券です。ちゃっかりPlusとしっかりMaxはもともと500円分の機内バウチャーが付いているので、食べ物と飲み物を一つずつ買うことが出来ます。
もちろん、Starter基本運賃、フレックスBizも運賃とは別に別途機内バウチャーを追加することが可能です。
●詳細
入手方法 | チケット予約時にオプション追加 | |
---|---|---|
利用者 | 本人のみ | |
使用方法 | 機内での食べ物、飲み物、販売商品 | |
有効期限 | その予約便のみ |
3.ギフトバウチャー
ジェットスターを利用したことがある人もあまり馴染みがないのが「ギフトバウチャー」。フライトバウチャーは払い戻しの時に受け取ったり、機内バウチャーは運賃によって付いてくるので、ジェットスターを利用したことがある人なら馴染みがあるものの、ギフトバウチャーは知らないという人も多いでしょう。
ギフトバウチャーは文字通り、贈り物として用意されたバウチャーです。ジェットスターのウェブサイトで購入可能で、2500円、5,000円、10,000円、25,000円、30,000円、50,000円とあります。このギフトバウチャーの使い道はフライトバウチャーと同じで、ジェットスターの航空券を購入する際に使えます。
●詳細
入手方法 | ウェブサイトで購入 | |
---|---|---|
利用者 | 誰でも | |
使用方法 | ジェットスター運賃/座席指定・受託手荷物等オプション/各種税金・料金/各種手数料 | |
有効期限 | 発行日から6カ月 |
ジェットスターは支払手数料が高い・・でもバウチャーなら無料!
クレジットカード | キャリア決済/ウェルネット(コンビニ・ATM)/Alipay | フライトバウチャー/ギフトバウチャー | |
---|---|---|---|
国内 | 500円 | 650円 | 0円 |
短距離国際線 | 650円 | 850円 | 0円 |
長距離国際線 | 1,000円 | 1,200円 | 0円 |
ジェットスターの運賃は安いけど、「支払い手数料」が高い。支払い手数料とは、チケット代を支払う時に発生する手数料のことです。国内線でクレジット払いなら500円、キャリア決済やコンビニ、ATM払いなら650円かかります。
この手数料は1人あたり1区間ごとにかかります。国内旅行で往復便をクレジットカード決済する場合は1,000円、家族4人分の往復チケットをコンビニ決済する場合は5,200円の支払手数料がかかります。
一方、ジェットスターのバウチャーは支払手数料がかからないので、クレジットカード払い、コンビニ払い、ATM払いでチケット代を支払う場合に発生する高い支払い手数料を節約することが出来ます。もし、バウチャーがあるならクレジットカードやコンビニ払いよりもバウチャーを使った方がお得です。
ジェットスターの航空券を安く買うならギフトバウチャーを使うのがオススメ
ギフトバウチャー | フライトバウチャー | 機内バウチャー | |
---|---|---|---|
チケット予約 | 〇 | 〇 | × |
事前購入 | 〇 | × | 〇 |
ジェットスターの航空券を購入する際、“支払い手数料がかかる”クレジットカードやコンビニ払い、ATM払いで航空券を購入するよりも、“支払手数料がかからない”バウチャーで買うのがお得です。
しかし、同じバウチャーでも機内バウチャーは機内でしか使えず航空券の購入に使えません。また、フライトバウチャーも払い戻しの時のみに受け取ることが出来るバウチャーで自ら購入出来るものではないので今現在フライトバウチャーを持っていない場合は使えません。
そんな中、ギフトバウチャーだけはいつでも自由に購入出来、ジェットスターの航空券の購入に使うことが出来ます。主に贈り物として売られているものですが、利用は誰でも利用可能で、自分で買って自分で使うのも自由です。そのため、航空券購入前にギフトバウチャーを買って、航空券の購入時にギフトバウチャーで支払いするというのがお得。
バウチャーを使って安くチケットを購入する裏技!
ギフトバウチャーを使えばジェットスターの航空券を数千円、予約する人数によっては数万円安く購入することが可能です。その手順は下記の通りです。
手順1.航空券を予約する
まずはジェットスターウェブサイトで航空券を予約します。航空券を予約する前にギフトバウチャーを購入するという方法もありますが、先に座席を抑えておくのが確実。また、先に航空券代が分かっている方が余分なバウチャーを買わずに済みます。
手順2.支払い方法はウェルネットを選択
チケットを予約する際、支払い方法は「ウェルネット(コンビニ・ATM等)」を選択します。クレジットカードを選択すると支払い手数料がかかった上で決済されてしまうので必ずウェルネットを選択します。この際、手数料が上乗せされたうえで代金が表示されますが問題ありません。
手順3.ギフトバウチャーを購入
支払いをウェルネットを選択した場合、翌日23時59分までは支払いを持ってくれます。その期間にギフトバウチャーを購入します。もちろん、この時に必要最低限のバウチャーのみを購入してください。トータルの航空券代(コンビニ・AMT等払いの支払手数料除く)が「19,800円」なら「20,000円」のバウチャーを購入。
手順4.ギフトバウチャーで支払いする
ジェットスターのウェブサイトへ行けば、ウェルネットを選択していても、支払期限内であればバウチャーでの支払いを選択してギフトバウチャーで支払いが出来ます。そのため、購入したギフトバウチャー番号を入力しギフトバウチャーで支払いをしましょう。そうすることで、本来払うはずだった支払い手数料をゼロにし、チケット代を大きく節約することが出来ます。
バウチャーは使い方によっては損することも!知っておくべき注意点
1枚につき使えるのは1度だけ
ジェットスターのバウチャーを利用する際に一番注意しておきたいのが、1枚につき使えるのは1度だけということ。ギフトバウチャー(フライトバウチャー)を1枚20,000円分持っていて、それを5,000円のチケットの支払いに使った場合、残り15,000円は無効となります。差額はお釣りとして返ってこないし、次回以降にも使えません。1枚1枚はその場限りの使い切りとなります。
もちろん機内バウチャーも同じで、500円分の機内バウチャーで250円分のジュースを買って、残りを後で使おうと思っても出来ません。その場でそのバウチャーは使い切る必要があります。
有効期限が決まっている
フライトバウチャー、ギフトバウチャーの有効期限は短く半年です。この有効期限を過ぎると、バウチャーは無効となります。
ちゃっかりPlusやしっかりMaxのチケットを払い戻ししてバウチャーは後で使おうととっておいても有効期限を過ぎてしまうと無効となり使えなくなります。また、機内バウチャーは、その搭乗便でのみ使えるものです。そのフライトで使わなかったら無効となり、次回以降のフライトでは当然使えません。
バウチャーは現金化できない
チケットの払い戻しで得たフライトバウチャー、機内で使える機内バウチャー、ウェブサイトで購入出来るギフトバウチャーは全て現金化不可です。
支払い手数料を浮かすためにフライトバウチャーを購入したけど、やっぱり使わないと思っても返金は出来ません。また、チケット購入時に余った額を現金として受け取ることも出来ません。使った時に余った額は無効となります。
最後に
ジェットスターのギフトバウチャーは贈り物としても重宝しますが、自分利用としても最適です。バウチャーは航空券の予約時に必ず発生する支払い手数料がかからないお得な支払い方法なので、ギフトバウチャーを利用することでジェットスターのチケットを安く購入することが出来ます。
今までジェットスター利用時に支払い手数料が高くて困っていたという人は是非この方法でチケットを予約してみてください。