ANAとJALのビジネスきっぷとは?メリット・デメリットは?

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ビジネスマン向けのお得なチケットが「ビジネスきっぷ」。ビジネスきっぷは当日購入可能で、事前に購入した場合でも当日まで予約変更可能。急な出張が入る忙しいビジネスマンにとっては大変ありがちチケットです。そんなビジネスきっぷについて購入前に知っておきたいメリットやデメリットについてまとめています。是非参考にしてみてください。

ビジネスきっぷとは

飛行機の「ビジネスきっぷ」とは、各航空会社が出張で飛行機を利用するビジネスマン向けに設定した運賃です。ビジネスきっぷは、「同一区間を往復する」又は「同一方向を2回利用する」場合にお得に購入出来るチケットです。

例えば、「行き(東京→大阪)、帰り(大阪→東京)」の往復で利用するか「1回目(東京→名古屋)、2回目(東京→名古屋)」のように同一方向を2回利用する場合にビジネスきっぷを購入出来ます。もちろん、ビジネスマンだけではなく学生や主婦、フリーターの人も利用可能です。

カード会員限定のお得なチケット

ビジネスきっぷは、「ANA・JALカード(クレジット機能付)」を持っているカード会員限定の割引チケットです。支払時は搭乗者本人名義のANA・JALカードで決済する必要があるので、一般の人は購入出来ません。JALでは、似た運賃として往復で利用出来る「往復割引」がありますが、往復割引は一般の人も購入出来るチケット。ビジネスきっぷは各カード会員限定チケットのため、王府割引よりも割引率が高くお得です。

15~37%程度の割引率

2019/2/1 ANA JAL
東京・札幌 36,760円→32,860円 37,500円→32,300円
東京・大阪 24,720円→16,670円 25,200円→15,950円
東京・岡山 31,790円→19,640円 33,700円→19,350円
東京・広島 32,190円→21,890円 34,600円→21,600円
東京・福岡 39,490円→34,490円 41,100円→34,100円

ビジネスきっぷは各社割引率15~37%程度。家族旅行で人気の「東京・札幌」、「東京・那覇」といった路線は割引率は低いものの、出張利用が多く新幹線と競合する「東京・大阪」、「東京・岡山」、「東京・広島」といった路線は割引率が高いので、非常にお得。新幹線とあまり変わらない値段で速く移動出来るので、ビジネスきっぷは出張で忙しいビジネスマンに人気。

ビジネスきっぷのメリット

出発日当日まで予約・購入可能

ビジネスきっぷは出発日当日まで購入可能です。出発日当日は、通常普通運賃を支払う必要がありますが、ビジネスきっぷを使えば出発日当日でも15~37%程度の割引を受けることが出来ます。

出発日当日や出発日まじかに急な出張が入った場合、早割や直前割といった割引運賃は販売が終了している或いは売れ切れてしまっている場合が多いですが、ビジネスきっぷなら直前でも当日でも購入可能。突然の出張でも割引運賃で移動できます。

出発日当日まで何度でも予約変更可能

お得な割引チケットは購入後予約不可であるチケットが多いですが、ビジネスきっぷは出発日当日まで何度でも無料で予約変更可能です。会社や取引先の都合で出発日直前に出張スケジュールが変更になってもビジネスきっぷならすぐ予約変更できます。急な予定変更にも対応できるので、非常に使い勝手の良い割引チケットです。

出発時刻前のキャンセルは取消手数料無料

ビジネスきっぷは出発時刻前のキャンセルは取消手数料が無料です。出張の予定がなくなったり、突如行き先が変更になった場合でも、取消手数料無しで払い戻すことが可能です。もちろん払戻手数料はかかりますが、ANA・JALともに払戻手数料は430円のみ。他の割引運賃は払い戻す際に高いキャンセル料がかかってきますが、ビジネスきっぷであればそういった心配もありません。

ビジネスきっぷのデメリット

片道のみでは予約・購入出来ない

ビジネスきっぷは出発日当日まで購入出来る割引チケットですが、片道のでの予約・購入は出来ません。ビジネスきっぷは往復予約或いは同一方向2回利用する場合のみ予約・購入可能です。片道のみで予約・購入は出来ません。

また、同行者と一緒に利用することも出来ません。ビジネスきっぷを利用出来るのは購入者本人のみです。

早割や直前割に比べて割引率は低い

ビジネスきっぷは会社の経費で出張するビジネスマンにとっては予約変更可で便利なチケットですが、家族旅行での利用にはオススメ出来ません。家族旅行や個人利用でチケットを購入する場合は、より割引率の高い早割や直前割チケットがオススメ。

カード会員以外は予約・購入不可

ビジネスきっぷはクレジット機能付きのカード会員のみ予約・購入可能です。支払い方法もANA・JALカードでのクレジット決済のみ。そのため、カードを持っていない場合は違うチケットを購入する必要があります。もちろん、カードを持っていない人の代わりに予約・購入することも出来ません。

最後に

ビジネスきっぷは、「当日変更可能」、「出発日当日でも購入出来る」、「15~37%程度の割引が効く」といった嬉しいメリットがあります。突然出張の予定が入った場合やスケジュールの変更があった場合でもビジネスきっぷであれば柔軟に対応可能です。早割や直前割は割引率が高いものの、購入後は予約変更不可で払い戻す場合にも高いキャンセル料がかかってきます。そのため、ビジネスでの出張利用には、柔軟に予定変更出来るビジネスきっぷがオススメです。

もちろんビジネスきっぷはビジネス利用だけではなく一般の人も利用可能。ただし、早割や直前割に比べると割引率は低いので、料金を抑えたいなら早めに早割や直前割チケットを購入しておくのがオススメです。