スカイマークはLCC並みに安くて手荷物制限はANA・JAL並みに緩い!

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初めてスカイマークを利用する際に気になるのが手荷物制限。LCCでは厳しい手荷物制限があるので、同じようにチケット代が安いスカイマークの手荷物制限が気になるところ。しかし、安心してください。スカイマークは運賃はLCC並みに安いですが、手荷物制限はANAとJAL並みに緩いです。

もちろん全くANAとJALと同じではありませんが、大手航空会社と同じような感覚で手荷物を持っていけるのがスカイマークです。この記事では、スカイマークの機内持ち込みの制限、預け手荷物の制限について詳しく紹介しています。初めてスカイマークを利用する人は是非参考にしてみてください。

スカイマークの運賃はLCC並みに安い!

東京発 札幌行 大阪/神戸行 福岡行 那覇行
スカイマーク 9,160円 7,090円 10,890円 9,890円
ピーチ 8,390円 8,390円
ジェットスター 4,890円 5,490円 9,390円 7,890円

スカイマークの魅力はANAやJALに比べて価格が安いこと。その運賃はピーチやジェットスターといったLCC(格安航空会社)に匹敵するぐらいの安さで、手軽に利用出来る航空会社です。

実際に、スカイマーク、ピーチ、ジェットスター3社のチケット価格を比較してみると、東京発札幌行きではジェットスターがダントツに安いものの、大阪・神戸行、福岡行、那覇行のチケットはピーチ、ジェットスターに引けを取らない安さです。

また、スカイマークのメイン空港は神戸空港で、羽田空港だけではなく札幌、仙台、茨城、長崎、鹿児島、奄美大島、那覇間をかなり安い価格で運航しています。神戸空港を利用する人にとっては非常にお得な航空会社です。

※上記の表は、2019年3月2日(土)搭乗分の最安値価格(2018年12月19日調査)

スカイマークの手荷物制限はANA・JAL並みに緩い!

スカイマークは単純に安いだけではありません。安さだけで見ればLCCの方がチケット代が安いことが多いので、それほど魅力を感じませんが、スカイマークはサービスが充実しています。ANAやJALのように機内で無料サービスがある、空港カウンターや客室内でのおもてなし、遅延時や欠航時の素早い対応といったANAとJALに負けないぐらいの上質なサービスを受けることが出来ます。

さらに一番の魅力はLCC並みに安いのに、ANA・JAL並みに手荷物の機内持ち込み、預け入れ(受託手荷物)の制限(サイズ・重量・個数)が寛大であることです。LCCでは「機内持ち込みの重量をオーバーしてしまった・・・」、「受託手荷物の料金が高い・・・」と困ってしまうことがありますが、スカイマークなら大手並みの緩い条件なので、そういった心配がありません。

機内持ち込みの制限

スカイマーク ANA JAL
サイズ 55cmx40cmx25cm、3辺の和が115cm以内
重量 10kg以内
個数 1個

受託手荷物(預け入れ)の制限

スカイマーク ANA JAL
サイズ 120cmx60cmx50cm 3辺の和が203cm以内 120cmx60cmx120cm以内
重量 20kg
個数 制限無し

参照元:手荷物|スカイマーク

機内持ち込みは“10kg”までOK!

スカイマーク:10kg
ANA・JAL:10kg
ジェットスター・ピーチ:7kg

LCCでは、機内へ持ち込める手荷物は「7kg」まで。キャリーケースへ荷物を詰めていると、すぐに7kgオーバーになってしまうので、持っていく手荷物をなくなく減らす必要があります。おまけに受託手荷物は有料なので、旅行先・出張先へ持っていける手荷物の量はかなり限定されます。1泊や2泊では問題なくても、3泊以上の旅行・出張になると困ることが多いです。

一方、スカイマークはANAとJALと同じく「10kg」まで機内へ持ち込み可能です。ジェットスターは「7kg」までは無料で「10kg」まで増やすと有料となるので、無料で10kgまで持ち込めるのは大変有難いです。

おまけに機内へ持っていけるキャリーケース(スーツケース)、バックパック等の手荷物の大きさもANAとJALと同じ「55cmx40cmx25cm」。LCCでは規定サイズが小さく、機内持ち込みサイズといして売られているスーツケースが持ち込めない場合がありますが、スカイマークではそういった心配がありません。ANAやJALで持ち込めるキャリーケースは、スカイマークでも持ち込めます。

キャリーバッグにリュックは大丈夫?

機内へ持ち込めるもの=手荷物1個+身の回り品1個

飛行機搭乗時に機内へ持っていける手荷物は大きい手荷物1個と小さい手荷物(身の回り品)1個の計2個です。このルールは、ANAやJALといった大手航空会社、ピーチやジェットスターといったLCCどこも同じ。当然、スカイマークも同じです。

身の回り品とは、具体的にハンドバッグやショルダーバッグ、カメラバッグ、ノートパソコンバッグといったもの。この身の回り品にリュックサックが含まれてるかどうかで悩む人が多いですが、デイリー使用の小さいリュックであれば問題ありません。一方、手荷物の大きさ「55cmx40cmx25cm」に匹敵する大きいバックパックはチェックインカウンターや搭乗口で預け入れを勧められることもあります。

食べ物、飲み物は持ち込める?

ANAやJALは機内へ食べ物、飲み物を自由に持ち込むことが出来ます。LCCでは国内のLCCは持ち込みが禁止されることはありませんが、航空会社によっては機内へ持ち込んだお酒を飲むのを禁止しているところもあります。また、海外のLCCでは機内への飲食物の持ち込み自体を禁止しているところもあります。

一方、スカイマークはANAとJAL同様、好きな弁当やお菓子、デザートを持ち込んで食べることが出来ます。缶ビールや缶チューハイといったお酒(アルコール)も持ち込んで好きなおつまみと一緒に飲むことが出来ます。

ANA、JALと違って機内で水、お茶、ソフトドリンクの無料サービスはありません。コーヒーは無料で提供してくれますが、ミネラルウォーターやお茶、ジュースが飲みたい人は有料でお願いするか、自前で持ち込みましょう。また、国内線は500mlのペットボトルを持っていても保安検査を無事通過出来るので、保安検査前に買ったものでも機内へ持ち込めます。

預け入れは“20kg”まで無料!

スカイマーク:無料(20kg)
ANA・JAL:無料(20kg)
ジェットスター・ピーチ:有料

スカイマークは安いからピーチやジェットスターといったLCCのように手荷物を預ける際はお金がかかると思っている人も多いですが、スカイマークはANAとJALと同じで1人あたり20kgまで手荷物の預け入れ(受託手荷物)は“無料”です。帰りにお土産品をたくさん買っても「20kg」までは無料なので安心です。

また、サイズはJALと同じ「120cmx60cmx50cm」なので長期滞在用の大きいスーツケースでも問題なく預けることが出来ます。おまけに個数制限もありません。総重量が20kg以内なら、キャリーケースを2個、キャリーケース以外に大きい荷物を複数預けても無料です。

1個あたり最大32kg、合計100kgまで預け入れ可能

無料で預けられる手荷物は合計20kgまでですが、超過手荷物料金(1kgあたり1,000円)を支払えば1人あたり最大100kgまで預けることが可能です。また、1個の手荷物当たりの最大重量は32kgなので、32kgを超える場合は手荷物を複数に分ける必要があります。

また、縦長のものは最大280cm以内であれば預けることが可能です。280cmを超えるもの、総重量100kgを超えるものは追加料金を支払っても預けることが出来ません。

ANAやJALの場合は280cmを超えるものであっても、搭乗する機材によっては預けることが出来る場合があります。また、総重量100kg、1個あたり32kgという上限は同じです。

これって機内持ち込み?預け入れ?

ギター

ギターは「55cmx40cmx25cm」という機内持ち込みの規定サイズをクリアするものであれば無料で機内へ持ち込むことが出来ます。しかし、多くのギターはこの規定サイズを超えるもの。規定サイズを超えるものは、基本的に受託手荷物として空港カウンターで預けることになりますが、特別旅客運賃(10,000円)を支払えばギター専用の座席を確保出来、機内へ持ち込むことが出来ます。

また、預け入れる際、「141cmx48cmx22cm」に収まるものであれば楽器用コンテナ・ケースを借ることが出来ます。持参したケースでそのまま預けるよりも、さらに専用ケースに入れて預ける方が安心なので、当日空港カウンターでお願いしましょう。

もちろん、預ける手荷物の総重量が20kgをオーバーしない限り、ギターも無料で預けることが出来ます。

スポーツ用品

「55cmx40cmx25cm」のスカイマークの規定サイズをクリアするものは、基本的に機内へと持ち込むことが出来ます。しかし、スポーツ用品はゴルフクラブ、野球用バット、スキー板、スノーボード、ゲートボール・ホッケー・ラクロス用スティックといったものは機内で凶器となりうるものが多いので、国土交通省が作成した「機内持ち込み・お預け手荷物における危険物の代表例」で“機内持ち込み不可”となっているものが多いです。そのため、基本的には機内へ持ち込むのではなく、預け入れとなります。

預け入れ手荷物はサイズが「120cmx60cmx50cm」と決まっていますが、サーフボード、スキー板、スノーボードといった1辺が長いものだとサイズオーバーになっていまいます。しかし、こういったものも特別なものではない限り預け入れ可能です。サイズが大きいものでも上限は280cmと決まっていますが、一般的なスポーツ用品であれば問題ありません。

また、重量が20kgを超えた場合は超過手荷物料金が1kgごとに1,000円かかりますが、重量が20kg以内に収まっていれば無料で追加料金はありません。

自転車

ジェットスターで自転車を預ける際は他の受託手荷物同様、「120cmx60cmx50cm」に収まるサイズにして“輪行袋”に入れた状態で預ける必要があります。指定サイズはJALと同じで、このサイズに収まらない場合は預けることが出来ません。

また、重量は20kgをオーバーすれば超過手荷物料金がかかりますが、20kg以内なら自転車も無料で預けることが出来ます。

車椅子

車椅子は他の受託手荷物とは別枠で無料で預けることが出来ます。20kgのキャリーケースを1個預けると本来は無料の受託手荷物の枠が埋まってしまうので、それ以上の手荷物は預けることが出来ませんが、車椅子は別です。もちろん、預ける時の条件は搭乗者本人が利用する場合です。搭乗者本人が利用しない車椅子を預ける際は通常の受託手荷物と同じ枠で預ける必要があります。

また、持参した車椅子を預けた後、搭乗口まではスカイマークが貸し出しする車椅子を利用出来ます。その際はスカイマーク予約センターへの事前連絡が必要ですので、予約センターへ連絡を入れておきましょう。

ベビーカー

ANAとJALでは「55cmx40cmx25cm」を下回る場合のみベビーカーを機内へ持ち込むことが出来ますが、ジェットスターではベビーカーは機内へ持ち込むことが出来ません。そのため、ベビーカーを持っていく場合は預け入れのみです。

また、ベビーカーは車椅子同様に通常の受託手荷物の枠とは別で無料で預けることが出来ます。20kgのキャリーケースとベビーカーを預けても追加料金はありません。さらに出発日当日に空港カウンターでお願いすれば搭乗口まで利用出来るベビーカーを貸し出してもらえます。

最後に

初めてスカイマークを利用する人は、チケット代の安さから手荷物の機内持ち込みや受託手荷物がピーチやジェットスターのように厳しいと不安になってしまう人も多いですが、そういった心配は必要ありません。

スカイマークはANA・JALと同じく機内持ち込みは10kgまで可能で、預け入れも20kgまで無料です。大手航空会社を利用するような感覚で利用出来ます。ただし、大きな違いとして機内ではコーヒー以外の飲み物は有料なので、機内で飲み物が飲みたい場合は持参すると良いでしょう。