当日も割引あり!飛行機の航空券を出発当日に購入する方法

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急な予定が入って急遽飛行機に乗る必要が出た時、困るのが航空券を買えるかどうか。基本的にANAやJALといった一般航空会社でもピーチやジェットスターといったLCCでも出発日当日に空席がある場合は当日でもチケットを購入することが出来ます。ただし、当日の航空券は事前予約の航空券に比べて割引がされていない正規の運賃になってしまうので、支払う額が高くなります。

そこで気になるのが当日でも受けられる割引があるかどうか。実は出発日当日でもお得な割引を受けられる航空券があります。この記事では当日の航空券の買い方とともに当日に受けられる割引サービスについて紹介しています。是非参考にしてみてください。

出発日当日は基本的に“普通運賃”を支払う

普通運賃(片道運賃)
航空会社 東京⇔札幌 東京⇔福岡 東京⇔沖縄
ANA 36,760円 39,200円 43,590円
JAL 37,500円 41,100円 45,800円
スカイマーク 22,460円 23,190円 25,190円

私たちが普段、出発日前日までに予約している航空券は「搭乗日75日前/55日前/45日前/28日前/21日前まで」までに予約することで50~70%程度の割引が受けられる“早割航空券”や「搭乗日7日前/3日前/1日前まで」に予約することで30~40%程度の割引が受けられる“直前割航空券”といったものです。これらの航空券を購入出来るのは、遅くとも“搭乗日前日”までです。

搭乗日当日はANAの早割「ANA SUPER VALUE(旧旅割)」やJALの「先得」といった航空券は購入不可。さらに搭乗日前日まで購入出来るANAの「ANA VALUE」やJALの「特便」の航空券も当然ながら購入不可。そのため、搭乗日当日に航空券を購入する場合は、基本的に割引が効いていない正規運賃100%の料金を支払う必要があります。

出発日当日も買える!割引航空券一覧

当日OK!割引航空券
往復割引 ビジネス割引 小児割引
シニア割引 学生割引 株主割引
身体障がい者割引 介護割引 地元割引

出発日当日は「早割」や「直前割」といった人気の割引は使えませんが、出発日当日でも使える割引があります。それが、「往復割引」や「ビジネス割引」、「小児割引」、「シニア割引」、「学生割引」、「株主割引」、「身体障がい者割引」、「介護割引」、「地元割引」といった割引サービスです。これらの割引は、搭乗日当日まで購入可能或いは搭乗日当日のみ購入可能な割引航空券なので、どれかを活用しましょう。

出発日当日の定番は「往復割引」と「ビジネス割引」

出発日当日に多くの人が利用出来る割引が「往復割引」と「ビジネス割引」。往復チケットを購入する場合に「往復割引」、往復チケットか同一路線のチケットを2枚購入する場合に「ビジネス割引」を利用出来ます。これらの割引サービスを利用することで、正規運賃の10~15%程度の割引を受けることが出来ます。

出発日当日だから安い!「学割」と「シニア割」

満12歳以上26歳未満に当てはまるなら「学割」、満65歳以上に当てはまるなら「シニア割」が使えます。学割とシニア割は出発日当日出発空港にて空席がある場合のみ利用出来る割引サービスで、学生やシニアにオススメの割引チケット。出発日当日の割引としては最大の60%OFFの割引を受けられる超お得なチケットです。

地元の人は当日も安く乗れる「地元割」

北海道を拠点にするエアドゥは「道民割引」、九州を拠点にするスターフライヤーは「スターQ割」として地元の人(或いは本籍地・勤務地等)が安く利用出来る「地元割引」を採用しています。地元割引は出発日当日も利用出来るので、北海道や九州の人におすすめ。

出発日当日も一般航空会社よりLCCが安い

東京⇔福岡(当日片道運賃)
航空会社 普通運賃 料金
ANA フレックス 39,490円
JAL 普通運賃 41,390円
スカイマーク 普通運賃 23,190円
ピーチ バリューピーチ 16,490円
ジェットスター Starter運賃 12,970円

※2018年11月17日搭乗チケット(当日午前中調査)

出発日当日の航空券もLCCが安い。事前に航空券を購入する場合に比べるとLCCも運賃が大きく上がってしまい“お得感”はなくなってしまいますが、それでもANAやJALを始めとする一般航空会社に比べると運賃が安いです。

ANAやJALで「学割」や「シニア割」が使える場合は運賃はLCCと同じぐらいになりますが、「往復割引」や「ビジネス割引」では、LCCの方が圧倒的に安い。運賃の安さで選ぶなら、出発日当日もピーチやジェットスター、バニラエア、春秋航空日本といったLCCがオススメ。また、スカイマークはANAやJALと同等のサービスを受けることが出来、かつ価格も安い。価格とともにサービスも重視したいならスカイマークがオススメです。

当日の航空券の買い方

出発日当日の航空券の買い方は、「航空会社ホームページ」か「電話予約センター」か「空港カウンター」で予約・購入する方法があります。

ホームページ

空港到着前に航空券を買っておきたい場合は「航空会社ホームページ」へ行って席を確保しておくのがオススメ。出発日当日のネット予約も基本的に事前予約と同じ流れ。「希望区間・日時を選択→空席照会→空席がある便を予約→支払い方法選択→購入期限までに支払い」という流れ。

ANAやJALの場合は出発日当日のネット予約でもクレジットカード決済以外にコンビニ払いやATM振込等を選択出来ますが、出発日当日はあわただしいので出来るだけ予約後すぐにクレジットカード決済をしておくのがオススメ。また、航空会社によっては当日のネット予約はクレジットカード決済しか選択出来ない場合もあります。

電話予約センター

空港到着前に予約を入れる方法は、ホームページだけではなく「電話予約センター」を使うという方法もあります。文字通り電話で予約を入れるという方法。電話で予約を入れて空港カウンターで航空券を購入するという流れです。

電話で予約を入れる場合、ANAとJALは国際線に限り手数料5,400円がかかります。LCCの場合は国内線・国際線問わず1,000~4,000円程度の手数料がかかります。

空港カウンター

出発空港に直接行って空港カウンターでチケットを購入する方法。空港カウンターでは現金が使えるので、クレジットカードを持っていない人は空港へ行くのがオススメ。ただし、ピーチのように空港カウンターではクレジットカードのみで現金を取り扱っていない航空会社もあるので注意しておきたい。また、LCCの場合は空港カウンターでチケットを購入する際手数料が発生します。

最後に

出発日当日でも航空券を買うことが出来ます。ネットや電話で事前予約を入れることもできますし、空港で直接航空券を購入することもできます。また、出発日当日でも受けられる割引サービス以外とたくさんあるので、使えそうな割引は活用していきましょう。