飛行機でも学割が使える！航空券が最大80%OFFで買える！

飛行機に乗る場合でも学割が使えます。学割とは、学生限定で通常料金よりも安くモノやサービスを購入することが出来るもの。身近なところの学割と言えば、通学定期券やスマホ利用料、カラオケ、MacBookといったところが有名です。多くの人が、こういったモノやサービスを購入するときに学割を利用していると思います。ただし、飛行機では学割の存在を知らない人が意外と多い。学割を使えば、航空券が最大80%OFFで買うチャンスがあるため、是非利用したいところ。

この記事では、飛行機のチケット購入時に利用出来る各航空会社の学割サービスを紹介しています。また、学生だけではなく、若い社会人向けにお得な割引運賃を適用している場合もあるので、学生だけではなく社会人の人も必見です。

飛行機の学割の特徴

学生はもちろん、社会人も購入可能

飛行機の学割と言えば、ANAの「スマートU25」とJALの「スカイメイト」が人気。どちらも12歳以上26歳未満であれば購入出来るお得なチケット。中学生、高校生、大学生、大学院生であれば購入出来るのはもちろん、学生限定チケットではないので、対象年齢に当てはまれば社会人でも購入することが可能です。学生旅行で利用するのもOK、就活で利用するのもOK、出張で利用するのもOKと用途に制限はありません。

当日に空席がある場合に利用出来る

お得なチケットが購入できるのは、「搭乗日当日に空席がある」ことが条件です。希望の行き先に空席があればお得なチケットを購入することが出来ます。一方、空席が無い場合は残念ながらチケットを購入することは出来ません。

ゴールデンウィークやお盆といった繁忙期の場合はなかなか空席を見つけるのは難しいですが、利用時間帯によっては繁忙期でも空席がある場合があります。

割引率は最大80%

飛行機の学割は非常にお得。ANAの「スマートU25」とJALの「スカイメイト」であれば、東京⇔札幌の片道運賃が14,000円。通常切符の場合は37,500円かかるので約64%オフ。また、JALの「スカイメイト」は福岡⇔札幌の片道運賃は10,000円で通常切符の約80%オフ。ANAとJAL以外の航空会社でもお得にチケットを購入できるところは多いので、学割は是非使いたいところ。

各航空会社の学割サービス

ANA：スマートU25

ANAの「スマートU25」は、12歳以上25歳以下であれば5,200円～の安いチケットを購入出来るお得なサービスです。人気の路線である「東京⇔札幌」は14,000円、「東京⇔沖縄」は19,000円で購入するこが可能です。対象年齢内であれば、学生さんだけではなく、社会人の方の利用可能。

ただし、スマートU25はANAマイレージクラブカード又はANAカードを持っていることが条件です。カードを持っていない場合はスマートU25のチケットを購入することは出来ません。

JAL：スカイメイト

JALの「スカイメイト」は、満12歳以上26歳未満の人がお得にチケットを購入出来るもの。チケットは4,950円から購入出来、割引率は最大81%。ANA同様、対象年齢内であれば学生さんだけではなく社会人の人でも購入することが可能です。

また、スカイメイトは搭乗日当日に空港カウンターでのみ購入することが可能。ホームページや予約センター（電話）での予約は出来ないので、搭乗日当日に空港に行って空席があるかどうか確認する必要があります。

スカイマーク：U21直前割

スカイマークの「U21直前割」は、12歳以上22歳未満の人が購入出来るお得なチケット。中学生から大学生の年齢の人が対象となっているのが特徴。

ANAとJALの「スマートU25」と「スカイメイト」は搭乗日当日に空席がある場合のみしか購入できないが、スカイマークの「U21直前割」は搭乗日前日から購入可能。チケットの予約も空港カウンターだけではなくスカイマークのHP、予約センター、旅行代理店で予約可能。

スターフライヤー：スターユース

北九州空港に本拠を置くスターフライヤーの「スターユース」は、満12歳以上26歳未満の人が購入出来るお得な航空券。予約は搭乗日当日だけではなく、販売開始後から搭乗日当日まで可能。販売開始は時期によって異なるのでスターフライヤーのHPで確認しておきましょう。

ソラシドエア：ヤング割

宮崎に本社を構えるソラシドエアの「ヤング割」は、満22歳未満の人または学生の人が購入出来るお得なチケット。学生であることを証明出来れば年齢に関係なく利用出来るので、社会人から学生になった人でも利用できる。

エアドゥ：AIRDOスカイメイト

エアドゥの「AIRDOスカイメイト」はJALのスカイメイト同様、満12歳以上26歳未満の人が搭乗日当日に空港で空席がある場合のみ購入出来るチケットです。

飛行機の学割を利用する場合の注意点

搭乗日当日、年齢確認が出来るものが必須

搭乗日当日は、生年月日が記載されている公的書類（健康保険証、住民票、運転免許証、パスポート等）又は、在学を証明する有効期限内の証明書（学生証、生徒証、在学証明書）が必要です。飛行機の学割（若者向け割引運賃）は、対象年齢の方のみが利用出来る特別な運賃です。そのため、年齢を確認出来ない場合は搭乗出来ないので、公的書類や学生証を忘れないように持っていきましょう。

キャンセルする場合は払戻手数料と取消手数料がかかる

各社の割引運賃を購入後にキャンセルする場合は、払戻手数料と取消手数料がかかります。ANAとJALは航空券1枚につき払戻手数料が430円。ANAの「スマートU25」は、購入後から出発時刻までは運賃の約5%相当額、出発時刻後は運賃の100%。JALの「スカイメイト」は、出発15分前までは払戻手数料のみで出発後は2,000～8,000円の取消手数料がかかってきます。

各社とも学割は国内線のみ

国際線でも学割のお得なチケットを購入したいと思う人は多いでしょうが、各社とも学割・若者向けの割引運賃の適用は国内線のみ。海外の航空会社の場合は学割を採用している場合もありますが、多くが自国への留学生を対象としたもの。通常の海外旅行で、学割・若者向け割引を利用するのは難しいです。

まとめ

飛行機のチケットは通常料金で購入すると、かなり高い金額になるので、学割を使うのがおすすめ。学割チケットを購入出来るのは、搭乗日当日のみと条件は厳しいですが、通常料金の50～60%の値段で航空券を買えるので非常にお得です。また、飛行機の席が全て埋まっていることはそんなに多くは無いので、搭乗日当日でも席を確保することは難しいことではありません。就活などで頻繁に飛行機を利用する機会がある人は是非各社の学割を活用してみましょう。