飛行機の障害者割引を利用する方法!料金の割引率はどのくらい?

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障害者手帳を持っている人は、医療費の助成や税金の控除・減免、NHK受信料の減額、レジャー割引・減免、就労支援といった様々な福祉サービス、割引サービスを受けることが出来ます。JRでも割引が受けられるように、飛行機に乗る場合も各航空会社の障がい者割引サービスを受けることが出来ます。

障害者割引サービスを受けることが出来るのは、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳を持っている人。また、手帳の種類によっては本人だけではなく同行する介護者1名も割引を受けることが出来ます。この記事では航空会社の障がい者割引サービスについて、割引の対象者や割引率、利用の仕方などをまとめています。

障害者割引とは

航空会社の“障害者割引”とは、障害者手帳の「身体障害者手帳」、「療育手帳」、「精神障害者保健福祉手帳」又は「戦傷病者手帳」を有する人に適用される割引のことです。

手帳を持つ本人だけではなく、介護者(1名まで)も利用することが出来ます。ただし、介護者に障害者手帳を適用されるかどうかは各航空会社のルール、手帳の種類によって変わってくるので、各航空会社の割引適用範囲等を確認しておきましょう。また、障害者割引サービスは各社ともに国内線のみの限定割引サービスとなっています。国際線に搭乗する際は利用出来ません。

各手帳ごとの障害者割引の対象者

身体障害者手帳

身体障害者手帳
航空会社 第1種 第2種
本人 介護者 本人 介護者
ANA ×
JAL
スカイマーク ×
エアドゥ ×
スターフライヤー ×
ピーチ ×
ジェットスター ×
バニラエア ×
春秋航空日本 ×

身体障害者手帳を有する人は、航空会社の障害者割引の対象。身体障害者手帳とは、身体障害者福祉法に基づき都道府県知事が、「身体に障害を抱える人も健常者と同等の生活をおくるための最低限必要な援助を受けられるように」発行するもの。

手帳は障害の度合いによって第1種・第2種とあり、手帳を持っている本人はどちらも障害者割引を受けることが出来ます。また、第1種の手帳を持っている人は本人だけではなく、同行する介護者1名まで同じ割引サービスを受けることが出来ます。

JALは第1種、第2種に関わらず身体障害者手帳を有する人に同行する介護者1名まで割引の対象となっています。

療育手帳

療育手帳
航空会社 「航空割引、本人・介護者」押印 「航空割引、本人」押印
本人 介護者 本人 介護者
ANA ×
JAL
スカイマーク ×
エアドゥ ×
スターフライヤー ×
ピーチ ×
ジェットスター ×
バニラエア ×
春秋航空日本 ×

療育手帳(愛護手帳)を持つ人は、航空会社の障害者割引を受けることが出来ます。療育手帳とは、都道府県知事が知的障害者が様々な補助を受けられるように発行する手帳。手帳に「航空券、本人・介護者」の押印がある場合は本人と介護者1名が割引を受けることが出来ます。一方、「航空券、本人」の押印の場合は本人のみ割引の対象となります。

JALは押印の種類に関係なく、療育手帳を持っている人は、本人と介護者1名が割引の対象です。

精神障害者保健福祉手帳

精神障害者保険福祉手帳
航空会社 本人 介護者
ANA ×
JAL
スカイマーク ×
エアドゥ ×
スターフライヤー ×
ピーチ ×
ジェットスター ×
バニラエア ×
春秋航空日本 ×

精神障害者保健福祉手帳は、精神障害者の自立と社会参加の促進を図るために発行される障害者手帳の一つ。現在、精神障害者保健福祉手帳を持っている人に障害者割引が適用されるのは、日本航空(JAL)のみ。JALでは手帳を持つ本人と同行する介護者1名が割引対象となっています。

戦傷病者手帳

戦傷病者手帳
航空会社 「航空割引、本人・介護者」押印 「航空割引、本人」押印
本人 介護者 本人 介護者
ANA ×
JAL
スカイマーク ×
エアドゥ ×
スターフライヤー ×
ピーチ ×
ジェットスター ×
バニラエア ×
春秋航空日本 ×

戦傷病者特別援護法に基づき「旧軍人、軍属等であった者に公務上の傷病に関し、国家的補償の精神に基づき、特に療養の給付等の援護を行うことを目的」として発行されるのが“戦傷病者手帳”です。手帳を持つ人は、航空会社の障がい者割引を受けることが出来ます。また、「航空券、本人・介護者」の押印がある場合は介護者1名まで割引の対象。JALは、手帳を持っている人は全て本人だけではなく同行する介護者1名まで割引の対象となります。

障害者割引の対象年齢は12歳以上

年齢別の障害者割引適用
年齢 本人 介護者
~2歳 ×(無料) ×(大人運賃)
3歳~11歳 ×(小児運賃)
12歳~

航空会社の障がい者割引が適用される対象年齢は「12歳以上」。満12歳未満の人は障がい者割引の対象外です。ただし、「小児(3歳~11歳)」の場合は障がい者割引よりも50%OFFと割引率の高い“小児運賃”が利用出来ます。また、同伴する介護者1名は、通常通り障がい者割引を適用することが可能です。

「幼児(満3歳未満)」は座席を使用しない限り無料なので障がい者割引の対象外。また、座席を使用しない場合は、同伴する介護者も障がい者割引の対象外となり通常の運賃を支払うことになります。

障害者割引の割引率

航空会社 区間 障がい者割引運賃 割引率
ANA 東京⇔福岡 24,150円 41%OFF
JAL 東京⇔福岡 24,150円 41%OFF
スカイマーク 東京⇔福岡 16,790円 28%OFF
エアドゥ 東京⇔札幌 18,160円 39%OFF
スターフライヤー 東京⇔福岡 20,900円 43%OFF

各航空会社の障がい者割引運賃の割引率(大人普通運賃と比較)は、30~40%前後。各航空会社では早く航空券を予約することで大きな割引を受けることが出来る様々な「早割サービス」が提供されています。申込時期が早い場合は、障がい者割引よりも早割の方がお得な場合もあります。ただし、搭乗日当日に近づくにつれて航空券の割引は少なくなっていくので、搭乗日直近で申し込むなら障がい者割引が格段にお得な場合が多いです。

障がい者割引を利用する方法

1.障がい者割引の対象者である

障がい者割引を受けるには、各航空会社の障がい者の割引対象である必要があります。

2.割引の対象となる手帳を提示する

割引の対象となる人は、航空券を予約・購入するときに割引対象者であることを証明する手帳(身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳)を提示します。

3.障がい者割引運賃で予約

手帳を提示することで障がい者割引運賃で航空券を予約・購入することが出来ます。予約・購入は航空会社のホームページ、予約・案内センター、空港カウンターで可能です。

4.搭乗手続き時に手帳を提示

搭乗日当日、空港で搭乗手続き(チェックイン)の際に手帳を提示します。

5.割引を受ける介護者は同一便で同行する

手帳を持つ本人に同行する介護者が割引を受ける条件は、同一便で同行すること。他の便に乗る場合は介護者は割引の対象外となってしまいますので、必ず同一便で同行する必要があります。

障がい者割引は予約変更可!キャンセル料もほぼゼロ

航空会社の各種割引サービスは、「早割」を筆頭に多くの航空券が「予約変更不可」。キャンセルする場合もキャンセル料金が高くつく場合が多いですが、障がい者割引は搭乗日当日まで予約変更可能。さらに、当日の予定出発時刻までにキャンセルすればキャンセル料はほぼゼロ(払戻手数料が数百円のみかかる)。早めに予約する場合でも、直前で予定変更が考えられる場合には、予約変更出来ない「早割」よりも予約変更出来る「障がい者割引」が安心。

ただし、搭乗日当日の出発予定時刻を過ぎてからのキャンセルは、払戻手数料に加え取消手数料もかかるためキャンセルするなら出発予定時刻までにキャンセルすることが大切です。

キャンセル料金
航空会社 払戻手数料 取消手数料
出発時刻前 出発時刻後
ANA 430円 0円 運賃の約20%相当
JAL 430円 0円 2,000~8,000円
スカイマーク 500円 0円 5,000円
エアドゥ 430円 0円 6,000円
スターフライヤー 430円 0円 4,000~6,000円

最後に

航空会社では障害手帳を持つ人のために、お得にチケットを購入出来る障がい者割引運賃を用意しています。身体障がい者手帳、療育手帳、精神障碍者保健福祉手帳、戦傷病者手帳を持つ人は、航空券を安く購入できるため、「障がい者割引サービス」を活用してみましょう。