ANAの「スーパーバリュー(旧旅割)」攻略ガイド!メリット・デメリット

ANAのチケットを安く手に入れたいなら「スーパーバリュー(SUPER VALUE)」がオススメ。スーパーバリューは最大85%の割引率を誇る超お得な割引運賃(早割運賃)。スーパーバリューチケットなら東京から札幌へ6千円台、那覇へ8千円台で行けます。とにかく航空券を安く購入出来るのが大きなメリットですが、もちろん注意しておきたいデメリットもあります。この記事ではメリットとともに気を付けておくべきデメリットを紹介しています。

また、繁忙期のスーパーバリューはすぐに売れ切れてしまうため発売開始後出来るだけ早く買いたい。そんなときに気になる発売日や先行予約、そして出来るだけ安いチケットを購入するコツを紹介しているので、是非参考にしてみてください。

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「スーパーバリュー(SUPER VALUE)」とは

ANAの早割運賃「スーパーバリュー(旧旅割)」は、格安価格でANAのチケットが購入出来る大変お得な割引サービス。スーパーバリューは、スーパーバリュー75、スーパーバリュー55、スーパーバリュー45、スーパーバリュー28、スーパーバリュー21の5つのプランがあり、それぞれ搭乗日75日前、55日前、45日前、28日前、21日前まで予約出来るチケットです。普通運賃の「フレックス(旧片道運賃)」の最大85%OFFで購入出来るチケットでかなり人気。繁忙期にはすぐに売れ切れてしまうチケット。

ANAのバリューチケットは、搭乗日3日前、1日前の直前まで予約出来る「バリュー(旧特割)」、スーパーバリューよりも早く(搭乗日355日前)予約出来る「スーパーバリューアーリー」とありますが、その中で最も割引率が高いのがスーパーバリューです。他にも割引率が高いチケットは不定期に期間限定販売される「スーパーバリューセール(旧旅割X)」がありますが、定期的に買えるチケットで一番安いのがスーパーバリューです。

スーパーバリューのメリット

割引率最大85%

ANAの「スーパーバリュー」の最大のメリットは、割引率の高さ。普通運賃「フレックス」に対して最大85%の割引を受けることが出来るので、大変お得なチケットです。ANAの割引チケットと言えば、搭乗日直前まで安い「バリュー(VALUE)」、1年前から予約出来る「スーパーバリューアーリー(SUPER VALUE EARLY)」がありますが、その中でもスーパーバリューの割引率の高さは群を抜いています。人気の路線も60~80%程度の割引が効くので、ANAの安い航空券を手に入れたいなら「スーパーバリュー」がオススメ。

早く予約すればするほど安い

区間 ANA FLEX ANA SUPER VALUE
75 55 45 28 21
東京⇔札幌 38,260円 6,960円 12,160円 12,860円 12,660円 23,060円
東京⇔名古屋 21,150円 6,250円 6,550円 6,850円 7,150円 8,250円
東京⇔大阪 25,900円 11,200円 11,800円 12,800円 14,200円 14,500円
東京⇔福岡 41,290円 13,190円 13,890円 14,890円 15,890円 26,290円
東京⇔那覇 45,690円 8,890円 8,990円 9,090円 9,190円 12,490円

※2019年3月1日搭乗分の最安値チケット(2018年11月22日調査)

スーパーバリューの特徴は、早く予約すればするほど航空券を安く買えること。スーパーバリューは75日前までに予約出来る「スーパーバリュー75」が最も安く、21日前まで予約出来る「スーパーバリュー21」が最も高くなる仕組みです。「~75日前→~55日前→~45日前→~28日前→~21日前」の順にチケット代は上がっていくので、早期予約がオススメ。

21日前までの予約でも60%程度の割引が効きますが、早い段階で旅行の予定が決まっている場合は75日前までに予約を済ませることで80%程度の高い割引を受けることが出来ます。大手航空会社「ANA」の上質なサービスを、LCCに匹敵する低価格で受けることが出来るのがスーパーバリューの魅力です。

スーパーバリューのデメリット

予約変更不可

予約変更可 予約変更不可
フレックス/小児運賃/ビジネスきっぷ/株主優待割引運賃/身体障がい者割引/介護割引 スーパーバリュー/バリュー/バリュートランジット/スーパーバリューセール/スーパーバリューアーリー/スマートシニア空割/スマートU25/いっしょにマイル割

スーパーバリューを予約する前に知っておきたいのが「予約変更不可運賃」であること。普通運賃のフレックスや小児運賃、ビジネスきっぷはチケット購入後も出発日当日まで何度でも予約変更可能です。出発時刻を早めたり、遅くしたりと変更できます。

一方、スーパーバリューはバリュー、スーパーバリューセール、スーパーバリューアーリーといった割引運賃同様に購入後の予約変更は一切不可となっています。予約の段階では変更出来ますが、チケット代をクレジットカードやコンビニ払い、ATM払い等で支払った後は予約変更出来ません。もし、便を変更したい場合はチケットをキャンセルしてキャンセル料を支払った上で改めて新しいチケットを予約する形になります。

キャンセル料が高い

取消手数料
フレックス(普通運賃) ビジネスきっぷ スーパーバリュー
出発前 0円 運賃の30~60%
出発後 運賃の20% 運賃の100%

スーパーバリューは大きな割引を受けられる一方、購入後キャンセルすると普通運賃に比べて高いキャンセル料が発生します。普通運賃のフレックス、10%程度の割引率のビジネスきっぷは、購入後から出発時刻前までのキャンセルであれば取消手数料は発生しません。また、出発後のキャンセルであっても取消手数料は運賃の20%程度。予約した飛行機が飛び去った後に払い戻し手続きをしても支払った額の80%相当が戻ってきます。

一方、スーパーバリューは搭乗日55日前であれば取消手数料は無料ですが、搭乗日54日前から出発前までは運賃の30~60%程度の取消手数料がかかってきます。出発後のキャンセルの場合はほぼ全額がキャンセル料となります。搭乗日までに便の変更やキャンセルが考えられる場合は、スーパーバリューの予約は控えた方がいいかもしれません。

マイルが貯まりにくい

運賃 マイル積算率
プレミアム運賃 150%
バリュープレミアム 125%
フレックス/小児運賃/ビジネスきっぷ 100%
スーパーバリュー/バリュー/スーパーバリューアーリー 75%
スーパーバリューセール 50%

スーパーバリューは普通運賃に比べるとマイルの積算率が低い。フライトで貯められるマイルは「区間基本マイレージxマイル積算率」で決まります。区間基本マイレージは搭乗区間によって決まっているので、マイル積算率が高いほどマイルが貯まりやすいです。

例えば東京・札幌便に搭乗する場合、区間基本マイレージは510。フレックスの場合は510マイル(510×100%)を獲得出来ますが、スーパーバリューの場合は383マイル(510×75%)となりフレックスに比べて獲得マイル数は少なくなります。一方、プレミアム運賃(ファーストクラス)の場合は765マイル(510×150%)と獲得マイルが多くなります。

搭乗ポイントが貰えない

運賃 搭乗ポイント
フレックス/小児運賃/ビジネスきっぷ/プレミアム運賃/株主優待割引運賃/バリュー 400P
バリュートランジット 200P
スーパーバリュー/スーパーバリューアーリー/スーパーバリューセール 0P

1年間でプレミアムポイントを30,000ポイント以上貯めるとプレミアムサービスメンバー(上級会員)になることが出来、様々な特典を受けることが出来ます。1回のフライトで獲得できるプレミアムポイントは「区間基本マイレージxマイル積算率+搭乗ポイント」で決まります。フレックスやビジネスきっぷ、バリューの場合はボーナスポイントとして1回の搭乗で400Pが貰えますが、スーパーバリューは搭乗ポイントはゼロ。ANAの上級会員を目指して飛行機に乗っている人にとっては、搭乗ポイントが貰えないのは大きなデメリットです。

スーパーバリューと「スーパーバリューアーリー」、「バリュー」の比較

超早期予約 早期予約 直前予約
スーパーバリューアーリー スーパーバリュー バリュー
割引率 40%程度 60~80%程度 15~30%程度
発売日 搭乗日355日前~ 運航ダイヤ確定後 運航ダイヤ確定後
予約期限日 運航ダイヤ確定前 搭乗75日前/55日前/45日前/28日前/21日前 搭乗3日前/1日前
支払期限日 予約日当日 予約日含め2日以内 予約日含め3日以内
マイル 75% 75% 75%
搭乗ポイント 0P 0P 400P
予約変更 不可 不可 不可
払戻手数料 0円 430円 430円
取消手数料 0円/搭乗日55日前、運賃の約30~60%相当額/出発前、運賃額の100%/出発後 運賃の約5%相当額/出発前、運賃額の100%/出発後

スーパーバリューと似た割引運賃として「スーパーバリューアーリー」と「バリュー」がありますが、最初に販売されるのはスーパーバリューアーリー、そしてその次にスーパーバリューとバリューが一斉販売されます。スーパーバリューのメリットは1年以上前(搭乗日355日前)から予約出来ること。また、チケットを払い戻しする際払戻手数料はかからず、取消手数料も搭乗日55日前まではかからない。そのため、より割引率が高いスーパーバリューが発売開始される前に、取りあえずスーパーバリューアーリーで希望便の座席を確保する人も多い。

一方、バリューのメリットは直前まで予約・購入出来ること。「スーパーバリュー」は搭乗日28日前までしか予約出来ないが、バリューなら搭乗日1日前でも予約出来る。そのため、スーパーバリューを予約出来なかったときや急な予定が入って直前に飛行機に乗ることになった場合等にバリューが存在感を発揮する。

スーパーバリューを予約・購入する方法

発売日を確認

発売日
4月・5月・6月・7月・9月・10月搭乗分 11月・12月・1月・2月・3月搭乗分
1月下旬頃 8月下旬頃

スーパーバリューのチケットを予約するなら、“発売日”を確認しておきたい。スーパーバリューは「夏ダイヤ(4月~10月搭乗分)」は1月下旬頃、「冬ダイヤ(11月~3月搭乗分)」は8月下旬頃と運航ダイヤごとに年2回一斉発売されます。

ゴールデンウィークやお盆休み、年末年始といったまとまった休みの時期のスーパーバリューチケットは発売開始後すぐに売れ切れてしまう可能性が高いので、発売日をしっかり確認しておくことが大切です。発売日直前になるとANAのホームページで予約開始日のお知らせが公開されるので、随時ホームページをチェックしておきましょう。

“予約期限日”までに予約

予約期限日
スーパーバリュー75 スーパーバリュー55 スーパーバリュー45 スーパーバリュー28 スーパーバリュー21
75日前 55日前 45日前 28日前 21日前

スーパーバリューはそれぞれのプランで予約期限日が決まっていますので、予約期限日までに予約を済ませましょう。また、スーパーバリューの販売座席数は数に限りがあるので、予約期限日前でのなくなってしまっていることが多いです。特に割引率の高い「スーパーバリュー75」や「スーパーバリュー55」は人気路線だとすぐに売り切れてしまうので、予約期限日より早い段階で予約しておくのがオススメです。

“支払期限日”までに購入

チケットを予約した後は“支払期限日”までに購入を済ませましょう。チケットの支払期限日は基本的に「予約日含め2日以内」。2月1日に予約した場合は2月2日が支払期限日となります。また、スーパーバリュー55を予約期限日当日に予約した場合は予約日当日が支払期限日となります。

もし、支払期限日までにお金を支払うことが出来ないと予約したチケットは無効となり、再度チケットを取り直す必要があります。

スーパーバリューで安く飛行機に乗るなら“発売開始後”がオススメ

ANAのチケットで一番お得なチケットを手に入れる方法は、チケット発売直後に「スーパーバリュー75」を予約すること。スーパーバリューは空席予測数に応じて運賃が「N→M→L→K→J→I→H→G→F→E→D→C→B→A」の順に変動する仕組み。同じスーパーバリューでもNが最も空席数が多く安く、Aが最も空席数が少なく高くなります。

例え、一番割引率の高いプラン「スーパーバリュー75」でも、その時の空席数に応じて運賃は大きく変わります。発売開始直後は当然空席が多いので「スーパーバリュー75」は最安値価格に近い状態、一方予約期限日の75日前に近づくと空席が少なくなっているので同じ「スーパーバリュー75」でも価格は上がっている状態。そのため、少しでも安いチケットを買うなら、発売開始直後に買うのがオススメです。

先行予約有り!ANAマイレージクラブ会員なら早くチケットを買える

ランク 予約可能日
ダイヤモンドサービスメンバー 前々日9:00~
プラチナ・ブロンズサービスメンバー、ANAスーパーフライヤーズ会員 前々日11:00~
ANAカード会員・ANAマイレージクラブモバイルプラス会員 前々日14:00~
ANAマイレージクラブ会員 前日11:00~
一般 当日9:30~

ANAの「スーパーバリュー75」を予約するために、先行予約を利用したい。スーパーバリューの発売日は「1月下旬」と「8月下旬」。一般向けに運航ダイヤごとのスーパーバリューチケットが一斉販売されますが、それよりも前に予約出来る「先行予約」というシステムがあります。先行予約は「ANAマイレージクラブ会員」のみに与えられる特権で、ランクによって一般予約開始日の1日、2日前から予約可能です。

プレミアムメンバー(上級会員)のトップであるダイヤモンドサービスメンバーは、前々日の朝9時から、その他のプレミアムメンバー(プラチナ・ブロンズサービスメンバー、ANAスーパーフライヤー会員)は前々日の昼11時から、ANAカード会員・ANAマイレージクラブモバイルプラス会員は前々日夕方14時から、ANAマイレージクラブ会員は前日昼11時から先行予約可能です。

プレミアムメンバーになるためには、1年間で3万ポイント以上のプレミアムポイントを貯める必要があるため敷居が高いですが、ANAカード会員やANAマイレージクラブ会員ならすぐに申し込むことが出来ます。

出発当日にプレミアムクラスへアップデート可能

当日アップグレード料金
東京⇔札幌 東京⇔名古屋 東京⇔大阪
15,000円 8,000円 11,000円
東京⇔広島 東京⇔福岡 東京⇔那覇
11,000円 15,000円 15,000円

格安チケットのスーパーバリューでも、出発日当日に空港で追加料金を支払えばプレミアムクラス(ファーストクラス)へとアップグレードすることが可能です。出発空港にて空席がある場合、東京・札幌間は15,000円、東京・大阪間は11,000円を支払うことでプレミアムクラスを体験することが出来ます。普通にプレミアムチケットを購入するよりも、かなり安くプレミアムクラスに搭乗出来るので、一度試してみると良いでしょう。

キャンセル料を安く済ませるコツ

キャンセル料=取消手数料(運賃の0~100%相当額)+払戻手数料(430円)
55日前 45日前 28日前 14日前 出発前 出発後
取消手数料 0% 30% 40% 50% 60% 100%
払戻手数料 430円

万が一に備えて知っておきたいのがスーパーバリューのキャンセル料金。スーパーバリューは出発55日前までであれば取消手数料は無料で、払戻手数料の430円のみで済みます。一方、搭乗日54日前からは取消手数料が発生するので注意しておきましょう。取消手数料は「45日前・28日前・14日前・出発前・出発後」のタイミングで大きく変化します。当然、早いタイミングでキャンセルすれば取消手数料は安く済み、払い戻しで戻ってくる金額は多くなります。一方、キャンセルが遅くなればなるほど取消手数料は高くなり、戻ってくる金額は少なくなります。

一つの目安として、「14日前」までにはキャンセルしておきたい。14日前であれば支払った金額の半分程度は戻ってきます。また、最低でも「出発前」にキャンセルすることが大切です。予約便が飛び立った後では支払った金額の全額がキャンセル料となりお金は戻ってきません。スーパーバリューのキャンセルを検討している人は、キャンセル料が跳ね上がるタイミングに注意しながら、出来るだけ早めにキャンセルするのがオススメです。

最後に

ANAのスーパーバリューは割引率が高く非常にお得なチケット。購入後は予約出来ない、キャンセルする場合はキャンセル料が発生する、マイルやプレミアムポイントの蓄積で不利といったデメリットがありますが、それでも最大85%の割引率は非常に魅力的です。出張利用の場合は急遽予定変更に対応できないなど困ることも多いですが、家族旅行では移動費用を安く抑えることが出来るので、是非活用したい。

スーパーバリューは空席状況に応じて運賃が変化し、また予約時期によって割引率が大きく変わってくるので、「発売開始直後」に割引率が一番大きい「スーパーバリュー75」を予約するのがオススメです。繁忙期でもお得なスーパーバリューチケットを予約出来るよう、予約日(発売日)を逃さないようにしましょう。