ジェットスターを始めて利用する人は、ジェットスターのチェックイン締切時刻に遅れないように注意が必要です。ジェットスターはチェックイン締切時刻が一般航空会社に比べて早く、さらに1分でも遅れてしまうともう搭乗手続きをしてくれないなど非常に厳しい会社です。そのため、ANAやJALを利用する時と同じような感覚で空港へ向かうと最悪飛行機に乗り遅れないなんてことになってしまいます。
そのため、チェックイン締切時刻は絶対に把握しておくべきです。また、ジェットスターにはどんなチェックイン方法があるのか、それぞれのチェックイン方法にはどんな違いがあるのかも知っておくと安心です。この記事では、初めてジェットスターに乗る人でも安心して飛行機に搭乗出来るよう全てのチェックイン方法をわかりやすく紹介しています。
また、ジェットスターを始めLCCにありがちな締切時間に間に合わず、飛行機に乗り遅れてしまうなんてことにならないためのポイントも一緒に紹介しています。ジェットスターを初めて利用する人は是非参考にしてみてください。
絶対時間厳守!ジェットスターのチェックイン締切時間
国内線 | 国際線 | |
---|---|---|
開始時刻 | 出発2時間前 | 出発3時間前 |
締切時刻 | 出発30分前 | 出発45分前 |
ジェットスターを利用する際に一番注意しておかないといけないのが、「チェックイン締切時刻」です。ジェットスターの搭乗手続き締切時刻は、出発予定時刻の30分前(国際線は45分前)です。ジェットスターに搭乗する全ての人は、この時刻までに「搭乗手続き・手荷物預け入れ」を完了している必要があります。
ジェットスターは時間厳守です。もし、この締切時刻を1分でも過ぎると搭乗手続きをすることが出来ず、予定便への搭乗は出来なくなります。つまり、予約はチェックインに間に合わなかったことで自動的にキャンセルとなってしまいます。もちろん、チケットの払い戻しは出来ません。そのため、絶対にこの「チェックイン締切時刻」までにチェックインを済ませておく必要があります。
空港に何分前につくべき?到着時間の目安
国内線 | 国際線 | |
---|---|---|
成田空港 | 90分前 | 120分前 |
その他空港 | 60分前 | 90分前 |
ジェットスターを利用するなら「60分前(国際線は90分前)」には空港に到着しておきましょう。チェックイン締切時刻ギリギリの「30分前(国際線は45分前)」に到着してギリギリチェックインを済ませることが出来ても、飛行機搭乗までが大変です。最悪、飛行機に乗り遅れる可能性もあります。
ジェットスターの飛行機搭乗の流れは「チェックイン・手荷物(締切30分前)→保安検査(締切無)→搭乗口(締切15分前)→搭乗」といったもの。チェックイン・手荷物が間に合っても、保安検査を通過して締切15分前までには搭乗口へ移動しなければいけません。保安検査場には他社便の人も混じっているので混雑していて、最悪締切時刻までに搭乗口へ行けない場合があります。そのため、必ず早めに空港に到着し早めにチェックインを済ませることが大事。
特にジェットスターのメイン空港となる「成田国際空港」では「90分前(国際線は120分前)」が目安。成田のジェットスターカウンターは、LCC専用の第3ターミナルにあり、最寄り駅の「空港第2ビル駅」から徒歩約15分かかります。バスに乗車すれば乗車時間は約5分ですが、バス停への移動、バスが来るまでの待ち時間を考えると、バスを利用する方が時間がかかることも多いです。成田は空港到着後ジェットスターカウンターに行くまでに時間がかかるので、他の空港よりも30分は早めに空港に到着しておきましょう。
空港到着後どこに行けば良い?各空港のチェックインカウンター
ジェットスターカウンターがある場所は、各空港によってどのターミナルか、何階か大きく違っています。ジェットスターを利用するなら、事前にカウンターがどこにあるのか確認しておくことが大切です。
基本的に地方の空港ではANAやJALといった他の航空会社と同じメインターミナルのチェックインロビーにあることが多いですが、成田空港のように大きい空港ではメインとは別にLCC専用に作られたLCC専用ターミナルにある場合があります。さらに、関空や那覇空港のようにLCC専用ターミナルがあっても、ジェットスターはメインターミナルに場合もあります。また、国内線と国際線でチェックインカウンターが違う階にあることもあるので、しっかり確認しておきましょう。
空港 | ターミナル | 国内線 | 国際線 |
---|---|---|---|
成田国際空港 | 第3旅客ターミナル | 2階 | 2階 |
関西国際空港 | 第1ターミナル | 2階 | 4階 |
中部国際空港 | ターミナル | 3階 | 3階 |
新千歳空港 | 国内線ターミナル | 2階 | – |
福岡空港 | 国内線旅客ターミナル | 1階 | – |
那覇空港 | 国内線旅客ターミナル | 3階 | 国際線旅客ターミナル |
大分空港 | 国内線旅客ターミナル | 1階 | – |
鹿児島空港 | 国内線旅客ターミナル | 1階 | – |
熊本空港 | 国内線旅客ターミナル | 1階 | – |
宮崎空港 | ターミナル | 1階 | – |
長崎空港 | ターミナル | 1階 | – |
宮古(下地島空港) | ターミナル | 1階 | – |
松山空港 | ターミナル | 1階 | – |
高松空港 | ターミナル | 1階 | – |
高知空港 | ターミナル | 1階 | – |
ジェットスターのチェックイン方法は3通り
ジェットスターのチェックイン方法は主に3通りあります。オンラインでチェックインする「オンラインチェックイン」と空港カウンター近くの機械を使って自分でチェックインする「自動チェックイン」とスタッフがいるカウンターでチェックインする「カウンターでのチェックイン」の3通りです。
1.オンラインチェックイン
ジェットスターのチェックイン方法の一つが「オンラインチェックイン」です。
オンラインチェックインはスマホやパソコンを使ってチェックインする方法で、「出発予定時刻の48時間前から1時間前まで」利用することが出来ます。搭乗日2日前や前日、当日も空港到着前にオンラインチェックインを済ませておけば当日に空港カウンターで並んだり、自動チェックイン機で搭乗手続きを済ませる必要がなく、そのまま保安検査場へ直行出来ます。空港へ少しゆったりと行くことが出来るので、時間を有効活用したい人におすすめです。
また、オンラインチェックインでも、預け手荷物(受託手荷物)がある場合は、保安検査場へ行く前に手荷物カウンターへ行って手荷物を預ける必要があります。預け手荷物がなく、荷物は機内へ持ち込む分だけなら「オンラインチェックイン」がおすすめ。
2.自動チェックイン機
もう一つのチェックイン方法は、ジェットスターカウンターのすぐ近くにある自動チェックイン機を使って自分で搭乗手続きを済ませるというもの。
時期や時間帯によってはチェックインカウンターに行列が出来ている場合があります。そんな時も自動チェックイン機は割と空いているので、素早くチェックインを済ませることが出来ます。自分自身で搭乗手続きを済ませるといってもやることは非常に簡単なので、タッチパネル操作が苦手でなければ自動チェックイン機がおすすめ。
また、オンラインチェックイン機はスマホ上に搭乗券を表示する仕組みですが、自動チェックイン機であれば紙の搭乗券を受け取れるので、その方が安心という人にもおすすめ。
3.空港カウンター
スマホを使って搭乗券を表示したり、空港のチェックイン機械を使って搭乗手続きをしたりと、初めてのジェットスターでそういった操作が苦手なら、カウンターでのチェックインがおすすめ。
ジェットスターでも有人カウンターで搭乗手続きを済ませることが出来ます。また、チェックインカウンターであれば搭乗手続きと一緒に荷物の預け入れも同時に行ってくれるので、自動チェックイン機を使って手荷物カウンターへ行く場合に比べてやることが少なくて済みます。
ただし、チェックインカウンターでのチェックインは自動チェックイン機に比べて混んでいて時間もかかるので、空港には早めに到着しておくようにしましょう。
下記に該当する人は必ずカウンターでチェックインする必要があります。オンラインチェックイン、自動チェックイン機でのチェックインは出来ないので注意しておきましょう。
- 赤ちゃん(幼児:2歳未満)連れ
- 車椅子・移動補助具を預ける
- 補助犬を連れて搭乗する
- 特別介助が必要(視覚・聴覚障害がある等)
- 同一予約番号で10人以上の団体予約
オンラインチェックインの流れ
1.ジェットスターアプリをダウンロード
ジェットスターでウェブチェックインするなら「ジェットスターアプリ」をダウンロードしておくと便利。保安検査場や搭乗口で提示する搭乗券もアプリ内のモバイル搭乗券で済むので、搭乗までの流れが非常にスムーズ。さらにフライトの変更や座席指定、受託手荷物の追加などもアプリ内で出来るので、ダウンロードしておきましょう。
2.アプリでオンラインチェックイン
アプリを使えばオンラインチェックインは非常に簡単です。
オンラインチェックインの方法
①アプリダウンロード
↓
②マイアカウントにログインする
↓
③メニューの「予約確認」をクリック
↓
④予約便を指定し「今すぐチェックイン」をクリック
↓
⑤チェックイン完了後「搭乗券を表示」をクリック
↓
⑥モバイル搭乗券が表示される
※一旦アプリを閉じた後もメニューの「予約確認」から再度モバイル搭乗券を表示出来ます
3.当日保安検査場へ直行
オンラインチェックインを済ませておけば、当日に空港到着後、ジェットスターカウンターへ立ち寄る必要はありません。そのまま保安検査場へ直行出来ます。紙の搭乗券を持っていなくても、保安検査場、搭乗ゲートではスマホアプリ内にあるモバイル搭乗券を提示するだけでOKです。
自動チェックイン機の全流れ
1.空港到着後ジェットスターカウンターがある場所へ
自動チェックイン機でチェックインする場合は、空港到着後ジェットスターカウンターがある場所へ移動します。ジェットスターの自動チェックイン機はジェットスターカウンターのすぐ近くにあるオレンジ色のタッチパネルです。
2.自動チェックイン機でチェックイン
ジェットスターの自動チェックイン機はそれほど難しいものではなく、画面の表示に従って順に進めていけば問題ありません。
自動チェックイン機の使い方
①タッチパネル画面をタッチ
↓
②言語を選択(日本語)
↓
③予約照会方法を選択(予約番号or便名・搭乗者名orバーコードスキャン)
↓
④予約番号で予約照会する場合は6桁の予約番号入力
↓
⑤危険物を持っていないか確認
↓
⑥搭乗者を選択し受託手荷物の数を入力
↓
⑦座席確認
↓
⑧発行される搭乗券と手荷物タグを受け取る
3.手荷物タグを受託手荷物へ貼る
自動チェックイン機の操作が全て終わると、搭乗券と手荷物タグが出てきます。手荷物の預け入れを予約していない場合は搭乗券のみです。
出てきた手荷物タグは預ける手荷物に貼っておきます。このタグは預ける手荷物用もので、機内へ持ち込む手荷物用のものではありません。間違って機内へ持ち込む手荷物に貼らないようにしましょう。
4.手荷物カウンターへ行き手荷物を預ける
搭乗券を受け取り、預け荷物に手荷物タグを貼ったらすぐ近くにある手荷物カウンター(Bag Drop)へ並び受託手荷物を預けます。
その際、受託手荷物(基本10~15kg)や機内持ち込み手荷物(基本7kg)が重量オーバーになっていないかチェックされます。もし重量オーバーになっている場合は追加料金がかかるので注意しておきましょう。
5.保安検査場へ
自動チェックイン機でチェックインが済み、手荷物カウンターでの預け入れも済んだら、保安検査場へと行って保安検査を受けます。また、預ける手荷物が無い場合は、自動チェックイン機で搭乗券を受け取ったら、手荷物カウンターへは行かず、そのまま保安検査場へ行きます。
保安検査場で保安検査を受けたら、後は搭乗口へ向かうだけです。
空港カウンターの全流れ
1.空港到着後ジェットスターカウンターへ
カウンターでチェックインする場合は、空港到着後ジェットスターカウンターへ向かいます。有人カウンターでのチェックインは時間がかかるので早めに向かいましょう。
2.チェックインカウンターへ並ぶ
ジェットスターカウンターへ到着したら「チェックインカウンター」へ並びます。
3.チェックインと手荷物預けをする
自分の順番が来たら、旅程表を提示すればスタッフが搭乗手続きは全てやってくれます。伝えるべき事項もスタッフが聞いてくれるので、スタッフに聞かれたことを答えておけば大丈夫です。その際、受託手荷物も一緒に預かってくれます。
4.保安検査場へ
無事チェックインと手荷物の預けが済むと搭乗券と手荷物タグの控えを受け取ります。そのあとは保安検査へ行き手荷物検査を受けて、締切時間(出発15分前)までに搭乗口へ向かいます。
当日乗り遅れないためのコツ
コツ1.空港到着前にオンラインチェックインをしておく
ジェットスターの飛行機に乗り遅れないためには、オンラインチェックインを使って事前にチェックインをしておくのがおすすめです。
当日空港到着前或いは前日、前々日にオンラインでチェックインを済ませておけば、当日に空港カウンターで並ぶ搭乗手続きのために並ぶ必要がありません。
コツ2.ジェットスターカウンターの場所を調べておく
ジェットスターのカウンターがどのターミナルの、何階にあるのかも調べておきましょう。特に成田国際空港ではジェットスターカウンターは最寄り駅からかなり遠い第3ターミナルにあるので、要注意。
コツ3.空港には早めに到着しておく
何より一番大切なことは空港には早めに到着しておくことです。特にジェットスターを始めて利用する人はどのぐらいに空港に着けば問題なく搭乗出来るか分からないと思うので、「早すぎかな」と思う早めに行くのが丁度いいです。
チェックインに間に合わない・・・そんな時の対処方法はコレ!
寝坊してしまった、電車を間違えた、電車・バスが遅れているといった理由で空港への到着がギリギリでチェックイン締切時刻にもしかしたら間に合わないかもしれない、なんてこともあると思います。そんな時の対処方法は下記の通りです。
1.オンラインチェックインする
「出発予定時刻1時間前(国際線は2時間前)」までならスマホで「オンラインチェックイン」が出来ます。オンラインチェックインをすれば空港で締切時刻までにチェックインをする必要がありません。スマホがあれば電車やバスの中でもチェックインが出来るので、オンラインチェックインを試みてください。
2.予約便を変更する
もし、家を出る前でもう間に合いそうにないと思ったら予約便を早めに変更しておくという方法もあります。変更手数料と差額運賃の支払いは必要ですが、当日でも変更可能です。ただし、ネット・コールセンターでも変更期限は「搭乗手続き開始時刻(国内線2時間前/国際線3時間前)」です。
3.空港カウンターのスタッフに相談する
バスや電車の遅延が原因でチェックインに間に合わなかった場合、「遅延証明書」を持っていれば場合によって手数料を支払って空席のある次便へ振替してもらえることもあります。そのため、空港カウンタースタッフに相談してみるのも有りです。ただし、基本的に乗り遅れた場合は再度新規チケットを購入して乗るというのが基本です。
最後に
ジェットスターはチェックイン締切に厳しいので、早めに空港へ行きましょう。特に初めてジェットスターを利用する人は、LCCに乗り慣れている人よりも早めの早めの行動が大切です。
初めてジェットスターを利用するなら、当日を迎える前に、どんなチェックイン方法があるのか、どういった方法でチェックインをすれば良いのか、ジェットスターカウンターはどこにあるのかといったことをある程度把握したうえで、空港へは早めに着くようにしましょう。