シンプルバニラvsコミコミバニラvsわくわくバニラ比較!どの運賃がオススメ?

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バニラエアの運賃はシンプルバニラ、コミコミバニラ、わくわくバニラの3種類あります。この3種類のうち常時販売されているチケットが“安さ重視”の「シンプルバニラ」と“預け荷物や座席指定こみこみ”の「コミコミバニラ」の2つ。また、期間限定セールで販売されている限定チケット「わくわくバニラ」はとにかく安いのが特徴。ただし、期間限定で不定期に販売されているため、バニラエアのチケット選びは通常はコミコミかシンプルかの2択。

この記事では、コミコミバニラ、シンプルバニラ、わくわくバニラそれぞれを詳しく比較しています。どの運賃を選んだら良いのか迷っている人は是非参考にしてみてください。

バニラエアの運賃比較

コミコミバニラ シンプルバニラ わくわくバニラ
料金 普通 安い 格安
発売期間 常時 常時 不定期
予約期限 出発40分前(国内)/出発60分前(国際) 予約期限日
受託手荷物 無料 有料 有料
座席指定 無料 有料 有料
予約変更 〇(手数料500円) 〇(手数料4,000円) ×
払い戻し 〇(手数料3,000~5,000) × ×

バニラエアの運賃は常時販売のシンプルバニラ、コミコミバニラと期間限定販売のわくわくバニラの3種類。それぞれの運賃の大きな違いは、チケットの価格と預け荷物の有無、座席指定の有無、予約変更可否、払い戻し可否といったところ。単純に料金が安くなるほど運賃に含まれるものは少なくなり、料金が高くなるほど運賃に含まれるサービス・特典が多くなります。

料金

路線 コミコミバニラ シンプルバニラ わくわくバニラ
東京・札幌 6,380円~ 4,380円~ 1,980円~
東京・函館 6,980円~ 4,980円~ 1,980円~
東京・奄美大島 8,380円~ 6,380円~ 2,980円~
東京・沖縄 7,780円~ 5,780円~ 2,980円~
東京・石垣 9,480円~ 7,480円~ 3,980円~
東京・台北 9,750円~ 6,750円~ 4,980円~
東京・香港 12,880円~ 8,880円~ 5,680円~

※2018年11月24日調査時点の最安値価格(わくわくバニラは2018年11月16日(15:00)~19日(23:00)期間限定発売分)

バニラエアの運賃は“安さ”が魅力。どの運賃も大手航空会社の運賃に比べて圧倒的に安いので、移動費用を安く抑えたい時にバニラエアを活用したい。安さが売りのバニラエアの運賃ですが、同じバニラエアでも特に安いのが「わくわくバニラ」。なんと人気路線の航空券が1千円台で買える驚きの安さ。ただし、わくわくバニラは常時販売されているチケットではなく、期間限定セールでのみ販売されるチケット。通常は、シンプルバニラかコミコミバニラかどちらかを選ぶことになります。

常時販売されているチケットで一番安いのが「シンプルバニラ」。シンプルバニラは人気路線「東京・札幌」も4千円台で買えるのが魅力。東京から台北のチケットも6千円代で買えるので気軽に台湾に日帰り旅行に行くこともできます。料金でみると、一番高いのが「コミコミバニラ」。シンプルバニラに比べて20~40%程度運賃が高くなります。

発売期間

発売日
ダイヤ コミコミバニラ シンプルバニラ わくわくバニラ
夏季運航ダイヤ(3月から10月) 1月下旬頃 不定期
冬季運航ダイヤ(10月から3月) 8月下旬頃 不定期

バニラエアのチケットは、運航ダイヤごとの一斉販売です。3月下旬から10月下旬までのチケットは夏季運航ダイヤとして1月下旬頃に、10月下旬から3月下旬までのチケットは冬季運航ダイヤとして8月下旬頃に発売されます。

ただし、わくわくバニラは不定期販売なので、発売開始直前にバニラエアのホームページで発売予定の告知が行われます。わくわくバニラのチケットを買いたい人は、定期的にバニラエアのホームページをチェックしておきましょう。

予約期限

路線 コミコミバニラ シンプルバニラ わくわくバニラ
国内線 出発40分前 予約期限日
国際線 出発60分前 予約期限日

チケットの予約・購入期限はコミコミバニラもシンプルバニラも同じ。国内線は出発40分前まで、国際線は出発60分前まで予約・購入可能です。出発日当日でもチケットが買えるので、突然の予定にも対応できます。また、わくわくバニラは期間限定発売なので、発売期間最終日が予約期限となります。わくわくバニラは発売の告知から発売開始・発売終了までの期間が非常に短いので、見逃さないようにしておきましょう。

受託手荷物

路線 コミコミバニラ シンプルバニラ わくわくバニラ
エリア1
(東京=札幌/奄美大島/沖縄/石垣/、大阪=奄美大島、沖縄=石垣)
無料 2,000円
エリア2
(東京=台北/高雄、大阪=台北、福岡=台北)
無料 3,000円
エリア3
(東京=香港)
無料 4,000円
エリア4
(沖縄=台北)
無料 2,000円

バニラエアの運賃を選ぶときに一番注意しておきたいのが受託手荷物の有無。コミコミバニラは唯一受託手荷物を20kgまで運賃プランに含んでいます。シンプルバニラとわくわくバニラはどちらも運賃プランに預け荷物を含んでいないので、別途有料で受託手荷物を追加するか、預け荷物無しで飛行機に搭乗する必要があります。

また、機内へ総重量7kg(手荷物1個と身の回り品1個)までは無料で持ち込めるのがどの運賃も同じ。もし、機内へ持ち込む手荷物のみで足りる場合は受託手荷物のオプション無しでシンプルバニラやわくわくバニラを予約しても問題ありません。ただし、国際線利用時は旅行の荷物が増えること、機内へ持ち込む液体物の制限が厳しいことから、日帰りでない限り受託手荷物のオプションは必須です。

座席指定

路線 スタンダードシート アップフロントシート リラックスシート
エリア1(東京=札幌/奄美大島/沖縄/石垣/、大阪=奄美大島、沖縄=石垣) 500円 600円 1,000円
エリア2(東京=台北/高雄、大阪=台北、福岡=台北) 700円 1,000円 1,500円
エリア3(東京=香港) 700円 1,000円 1,600円
エリア4(沖縄=台北) 700円 1,000円 1,500円

座席を指定したい場合は座席指定オプションを追加する必要があります。バニラエアの座席は基本となる「スタンダードシート」と機内前方で乗り降りに便利な「アップフロントシート」、足もとに余裕がある「リラックスシート」の3種類。座席を指定する際、座席の種類によって料金が変わってきます。また、座席を指定しない場合は座席指定料金を支払う必要はありません。その場合は座席はチェックイン時にランダムに決まります。

運賃ではコミコミバニラが唯一プラン内にスタンダードシートの座席指定を含んでいます。シンプルバニラやわくわくバニラを予約する場合は座席指定は有料となりますが、コミコミバニラなら座席指定が無料(スタンダード)。また、家族や友人と一緒に搭乗する際、隣同士で確実に座るためには座席指定は必須です。

予約変更

コミコミバニラ シンプルバニラ わくわくバニラ
変更手数料 500円 4,000円 ×
変更期限 出発90分前(国内)/出発120分前(国際) ×
変更回数 制限無し ×

安さが売りのわくわくバニラを選ぶときに注意しておきたいのが「予約変更不可」であること。わくわくバニラは一度予約すると変更することは出来ません。

一方、コミコミバニラとシンプルバニラは予約後も出発90分前(国際線は出発120分前)までは出発日時を変更することが出来ます。ただし、変更時は1回あたりに変更手数料が発生します。さらに変更後の運賃と予約時の運賃に差額がある場合は差額も支払う必要があります。もし、安い運賃へ変更する場合は差額は払い戻されないので注意しておきたい。

変更手数料はシンプルバニラは1回4,000円と高いので、1回変更するだけでコミコミバニラの運賃よりも高くなってしまう可能性があります。一方、コミコミバニラは1回500円なので、万が一日時を変更しなければいかなくなっても負担は少なく済みます。日時を変更する可能性が高い場合は、コミコミバニラが安心です。

キャンセル(払い戻し)

コミコミバニラ シンプルバニラ わくわくバニラ
払い戻し × ×
払戻手数料 3,000円(エリア1・2)/5,000円(エリア3)/4,000円(エリア4) × ×
払戻期限 出発90分前(国内)/出発120分前(国際) × ×

バニラエアの運賃はシンプルバニラ、わくわくバニラは購入後払い戻し不可です。キャンセル(払い戻し)手続きをしても支払った運賃は返ってこないので、旅行や出張の予定変更が考えられる場合はシンプルバニラとわくわくバニラの予約は注意したい。

一方、コミコミバニラは出発90分前(国際線は出発120分前)まで払い戻しが可能です。払戻手数料はかかるものの、支払った運賃の一部が返ってくるので、万が一キャンセルしなければいけなくなった時も安心。

安いなら旅行に行きたい!そんな人に「わくわくバニラ」がオススメ

わくわくバニラ
メリット デメリット
  • 運賃が格安
  • いつ発売されるか分からない
  • 発売期間が短い
  • 預け荷物が有料
  • 座席指定が有料
  • 予約の変更が出来ない
  • 予約の払い戻しが出来ない

安い航空券が手に入るなら「奄美大島」や「石垣島」、あるいは「台湾」や「香港」に行ってみたいという人には「わくわくバニラ」がオススメ。わくわくバニラはとにかくチケットの驚くべき安さが魅力的。例え日帰り旅行でも、この運賃なら行ってみたいと思わせる程の安さ。

ただし、わくわくバニラは色々とデメリットが多いので注意しておきたい。最大のデメリットはいつ発売されるか分からないところ。不定期に発売されるチケットなので、旅行予定日が決まっている場合には利用しづらい。また、予約後は一切変更不可で払い戻しもできないので、予約する前に「絶対にキャンセルや日程の変更をする可能性がないかどうか」しっかり確認しておきたい。また、預け荷物や座席指定といったものは全て有料となっているので、必要に応じて別途オプションを追加する必要があります。

日帰りや1泊旅行、一人旅には「シンプルバニラ」がオススメ

シンプルバニラ
メリット デメリット
  • いつでも安くチケットが買える
  • 出発日当日でも買える
  • 出発当日まで予約変更が出来る
  • 預け荷物は有料
  • 座席の指定は有料
  • 払い戻しが出来ない

わくわくバニラと違っていつでも安いチケットが買えるのが「シンプルバニラ」。シンプルバニラは出発日直前でも当日でも購入可能。もちろん早い段階で予約する方が運賃は安いですが、直前になっても買えるのは有難いところ。購入したチケットは、出発日当日まで手数料を払うことで変更が出来るので、急な予定変更にも対応できます。

デメリットとして、預け荷物が有料であること、座席指定が有料であること、払い戻しが出来ないといったものがありますが、荷物が機内持込手荷物だけで済むような日帰り旅行や1泊旅行、座席の指定が必要ない一人旅、旅行のために仕事の休みを取っているので日程を変更することはないといった場合はシンプルバニラで十分です。コミコミバニラでは少し値段が上がってしまうため、荷物が少ない身軽な旅行では安いシンプルバニラがオススメ。

3泊以上の旅行や海外旅行なら「コミコミバニラ」がオススメ

コミコミバニラ
メリット デメリット
  • 預け荷物が無料
  • 座席指定が無料
  • 当日まで予約変更が出来る
  • 当日まで払い戻しが出来る
  • 他運賃に比べて高い

コミコミバニラはシンプルバニラに比べて運賃が高い。2,000~4,000円程度運賃が上がってしまうので、手荷物が少ない旅行や座席指定の必要がない場合はコミコミバニラのチケットを予約するメリットは少ない。

ただし、コミコミバニラは2泊以上の旅行や海外旅行、出張利用にはかなりオススメ。荷物が多い旅行では機内へ持ち込む手荷物だけでは重量(7kg)を超えてしまうので、チェックインカウンターで持ち込めない荷物を受託手荷物として預けることになります。また、友人や家族で旅行に行くなら隣同士の席を確保したい。コミコミバニラはプランに預け荷物と座席指定が含まれているので、オプションの追加が不要。さらに当日まで予約変更や払い戻しが出来るので、出張利用するビジネスマンにもオススメ。

最後に

バニラエアの運賃で一番人気は、いつでも安い価格でチケットが買えるシンプルバニラ。プランに受託手荷物や座席指定は含まれていないものの、日帰り旅行や1拍旅行、一人旅では問題にならない。また、必要に応じて個別にオプションを追加することも出来る。一方、2泊以上のように荷物が多くなる旅行では、やはり預け荷物を含むコミコミが安心。コミコミは座席指定も無料で、予約変更・払い戻しも可能と便利なチケット。

バニラエアの運賃は値段によって預け荷物や座席指定が有料か無料か変わってきます。また、予約変更や払い戻しの可否、手数料も変わってきます。運賃を選ぶ場合は安さだけではなく、そのメリットやデメリットにも注目しながら自分に合った運賃を選ぶようにしましょう。