大人も子供も旅行先や留学先にぬいぐるみを持って行きたいと思う人は多いです。そこで気になるのが、飛行機へのぬいぐるみの持ち込みが出来るかどうか。基本的にぬいぐるみは機内へ持ち込んでも、預け入れても大丈夫です。自分のお気に入りのぬいぐるみを旅行先や留学先に連れていくことが出来ます。
ただし、その際に注意しておきたいことがあります。この記事では、ぬいぐるみを飛行機へ持ち込む際の注意すべき点について紹介しています。
飛行機へのぬいぐるみの持ち込み
機内持込み | 預け入れ |
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〇 | 〇 |
ぬいぐるみは機内へ持ち込むことも、スーツケースに入れて預け入れることも可能です。国内線はもちろん、国際線でも「ぬいぐるみは機内へ持ち込めない」といったルールは無いので、好きなぬいぐるみを自由に機内へ持ち込むことが可能です。
海外旅行でも大丈夫!?怪しまれない?
海外旅行では、本当にぬいぐるみを持っていって大丈夫か心配になる人も多いと思います。テレビのニュースで、ぬいぐるみの中に麻薬を仕込んでいる人が捕まったというのを見ると、ついつい「ぬいぐるみを持っていると怪しまれるのでは?」、「大事なぬいぐるみを切られて中を調べられるのでは?」と不安になってしまうでしょう。
しかし、安心してください。手荷物としてぬいぐるみを持っている場合も、スーツケースの中にぬいぐるみを入れている場合も通常は怪しまれることはありません。また、ぬいぐるみの中身もX線検査で見ることが出来るので、大事なぬいぐるみが傷つけられることもありません。
また、不自然にぬいぐるみをたくさんスーツケースに入れているなどのケースでは、「なぜこれだけぬいぐるみを持っているのか?」と聞かれたり、個別にX線検査でぬいぐるみの中身をチェックされたり、触診でチェックされる場合はありますが、通常はそういったこともありません。
サイズオーバーのぬいぐるみは持ち込めない
機内へぬいぐるみを持ち込む際に注意しておきたいのが、ぬいぐるみの大きさ。
機内へ持ち込む手荷物は「3辺の和が115cm以内、それぞれの辺が55cmx40cmx25cm以内」と決まっています。3辺の和が115cm以内でも、1辺の長さが55cmを超えるものは機内へ持ち込むことが出来ません。
また、機内へ持ち込む手荷物も当然、この規定サイズをクリアしている必要があります。ぬいぐるみをリュックやバッグに入れたことで、かばんが膨らんでしまったり、ぬいぐるみがはみ出ていることで規定サイズを超えてしまうと持ち込み出来ません。
機内持込み手荷物の個数制限にも注意
一般航空会社 | LCC |
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1.持込み手荷物 2.身の回り品 +α |
1.持込み手荷物 2.身の回り品 |
ぬいぐるみを手荷物に入れて持ち込むのではなく、手で持って機内へ持ち込む場合に注意しておきたいのが持込み可能な個数。
飛行機へ持ち込むことが出来るのは、基本的に「持込み手荷物(小さいスーツケースやリュックなど)」と「身の回り品(ハンドバッグなど)」の計2個まで。一般航空会社の場合は持込み手荷物1個と身の回り品1個、そしてさらに傘やお土産袋といったものも持ち込める場合がほとんど。ぬいぐるみもそれらと同様、持ち込んでも何も言われないことが多いです。
一方、LCCの場合は機内へ持ち込む手荷物は手荷物1個と身の回り品1個と厳格に2個までと決まっています。そのため、機内持込み用スーツケース1個とハンドバッグ1個とぬいぐるみ1個を持っていると個数制限に引っ掛かり、搭乗口で止められる場合があります。そういった場合は手荷物へ入れるか、入らない場合は受託手荷物として預けるといった必要があります。
最後に
「初めての海外留学で不安・・・だから昔から使っているぬいぐるみを持っていきたい」、「初めての飛行機、ぬいぐるみがあると安心する」、「子供がお気に入りのぬいぐるみを手放さない」といった場合は、やっぱりぬいぐるみを持っていきたい。
ぬいぐるみは機内へ持ち込むことも、スーツケースに入れて預けることも出来るので、お気に入りのぬいぐるみを旅行先や留学先に持っていきましょう。また、機内へ持ち込む際は大きさや荷物の個数制限には注意しておきましょう。